ぱすたけ日記

日記っぽいのを書きます。

エヴァンゲリオンが完結した日の思い出

エヴァに触れたのは新劇場版が上映され始める少し前くらいなので、新劇場版が始まったときから考えても13年、人生の約半分かけて向き合っていた『エヴァンゲリオン』が『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』で完結した。

土曜日の夜にヱヴァQを見直しパンフレットなどを読み直し、意識を高めて半休を取り、前日の夜からWi-Fiとモバイルデータ通信をオフにしてネタバレ対策をして『シン・エヴァ』を迎えた。まずはこの日のことを記録しておきたいと思ったので以下、自分であれこれ考えたりとか考察読んだりする前のファーストインプレッションでの感想っぽい箇条書きです。写真のあとにネタバレあります。

f:id:Pasta-K:20210309013626j:plain

f:id:Pasta-K:20210309013723j:plain

f:id:Pasta-K:20210309013744j:plain

  • まずはとにかく終わってくれてよかった。始まる前は「(10時過ぎの回を観る予定だったので、)先に終わった人たちの出てくる人たちの表情すらも観たくないというくらいネタバレに触れずに観たいと思っているけど、一方で『エヴァ』を観て笑顔で映画館出てくるわけないよな〜」と思っていたけど、こんなにしっかり落とし前をつけてくれて、自分は終わった瞬間に凄く晴れやかな気持ちだった。
    • 「ネオンジェネシス」と言った瞬間に「残酷な天使のテーゼ」流れて1話始まったらどうしようとか、白い砂浜とか原画とかになった時にドキッとしたけど、本当にちゃんと終わって凄かった
    • めっちゃ良かったので、「めっちゃ良かった」という素直な感想だけがずっと出てきて、他のなんか細かなこと忘れつつある
    • 旧劇でもこういう親子の話がしっかり描かれるべきだったんだろうと思うけど、20年前の庵野さんにはそれが出来なかったが、時間が経ち色んなものが精算された結果、しっかりと親子の対峙とそれぞれのチルドレンの未来、ゲンドウの吐露がされたのは良かった。本当に良かった。
  • レイが泥にまみれて農業をやるシーンをエヴァで観るとは思わなかったけど、そういう素朴な交流みたいなの今まであんまりなかったので、そういうのを通して心境を変化させるのは良いなと思った
  • この前、旧劇や新劇場版を映画館で見直していたときから薄々感じていたが、ケンスケとアスカの関係性が見えた時に、ケンスケにアスカ盗られたみたいな気持ちにめっちゃなって、そこが観てて一番辛い気持ちだったので、自分がアスカ好きだったことに気付かされた……
  • 1号機と13号機の戦闘シーン、いきなりめっちゃ3DCGになって「このシーンのためにBlenderに寄付がなされたんだなぁ」と実感できて良かった
  • ちゃんと摩砂雪に仕事があったかどうかを心配してエンドロール見てたけど、ちゃんとあって良かった -- やっぱりシンゴジラで得たプレヴィズを主に担当してたんだな〜ってなった
  • Qがちゃんと昇華されて、「Qめっちゃ良かった」ってなったのすごいことだと思う。一昨日の自分に言っても信じないと思う
  • コロナが落ち着いたら宇部新川行きたい
  • アスカがシンジにレーション食わすシーンでいきなりルック変わったのビックリした
    • あのシーンどういう表現方法であーなったのか確認したい
  • 東宝のスタジオみたいなところが出てきてメタっぽくなったりするのはサービスシーンだなと思った
  • 「ヤマト作戦」は流石にそのまま過ぎではと笑いそうになった
  • レイに挨拶などを教えるのが委員長というのも、これまでのテレビシリーズから新劇場版を振り返るようで良かった。あの場面で中学の同級生たちがそれぞれチルドレンと向き合うのは最高

以下は疑問シリーズだけど、まぁこの辺は追々設定資料集とかで分かりそう

  • アスカが自身をシキナミシリーズの作られた存在だと認識したのはいつだったのか?と思ったけど、多分14年前にNERVから反旗を翻すときに加持辺りからそういう説明をされた?
  • 加持が話していたのはずっと渚カヲルだったのは分かったが、2人が繋がったのはいつ?
  • マリもが14歳の体に囚われていたのは?大学生だったのでは?というかゲンドウと同い年くらいでは?
    • (2021/03/10追記)漫画版を読み直したら、そういえばマリは2年飛び級しているから16歳という話があったのを思い出した。14歳ではなくてそれくらいということ?

しっかり終わってくれてありがとう、エヴァンゲリオン。ありがとう、庵野秀明