ぱすたけ日記

日記っぽいのを書きます。

6月はアクセシビリティに関する登壇を2本やるので皆さん両方来てくれ!!!

宣伝です。

何をどうした訳でもないんですが、偶然所属企業2社でほぼ同時期にアクセシビリティをテーマにした自社勉強会の企画が立ち上がり、そのどちらでも話すことになった結果、そのようなことになりました。両方盛り上がると嬉しいので皆さんハシゴしてください!!

せっかく短い間隔で同じテーマで2回の登壇機会があるので、それぞれ軸をズラしてみました。はてなのエンジニアセミナーでは実装よりのトークを、Helpfeel Tech Hourではチームや文化よりのトークを準備しています。両方聞いてもらうとより面白くなるかと思います。片方は東京開催なのですが、対面でもアクセシビリティについてお話できると嬉しいのでよろしくおねがいします。

日程順で紹介します。

Hatena Engineer Seminar #25「アクセシビリティ編」

Hatena Engineer Seminar #25「アクセシビリティ編」を6月6日にオンライン開催します #hatenatech - Hatena Developer Blog

はてなのエンジニアセミナーでは「手を動かして始めるアクセシビリティ改善」というタイトルで発表します。Mackerelチームの実例をベースに、実際にどのように改善ポイントを発見して手を動かし始めるかについてお話します。ブラウザの機能や拡張、また解析ツールなどを用いて発見し、改善する流れを紹介しようと思っています。

申込みは次のconnpassページからどうぞ。

hatena.connpass.com

Helpfeel Tech Hour vol.3 「アクセシビリティを始めたい!編」

Helpfeel Tech Hour vol.3 「アクセシビリティを始めたい!編」を2023年6月16日に東京で開催します #helpfeel_tech - Helpfeel Developers' Blog

Helpfeel Tech Hourでは「開発組織外の他業種も巻き込んでアクセシビリティに関する機運を高めつつある話」というタイトルで発表します。はてなのエンジニアセミナーでも他の人によって語られる「アクセシビリティを広め方」について、各社の事例(もちろんはてなの様子も)などを参考にしながら自分なりに噛み砕いたりアレンジしながら、今ちょうどHelpfeel社内でのアクセシビリティに対する機運を高めるための活動を手探りながらもやっているので、どういうチャレンジをしているか、実際どうかなどについて話してみようと思っています。上手くいってない話などもあり、皆さんのためになるかはわかりませんが、反面教師的な意味でも聞いてもらいつつ、せっかく対面なので皆さんのお話もお伺いできればと思っています。

申込みは次のconnpassページからどうぞ。

nota.connpass.com

これから両社共にアクセシビリティには今後一層取り組んでいこうという中で僕も中の人として情報を発信していければと思っているので、それぞれオンライン・オフラインなどありますが、是非とも見てもらえると嬉しいです!!!

はてなエンジニアセミナーを見たよ」とHelpfeel Tech Hourの会場で言って頂いた方には、何かを差し上げられたりすると良かったんですが、特に渡せるものが無い気がするので、最大限の感謝をお伝えします!!!

よろしくおねがいします!!!!!

RubyKaigi 2023にHelperとして参加しました。思い出せること全部書く。

先日松本で開催されたRubyKaigi 2023にHelperとして参加しました。

RubyKaigiへの参加は通算5回目、Helperとしての参加は仙台、福岡、三重に続いて4回目になります。

いや〜、とにかく遂にほぼほぼフルパッケージ開催になったRubyKaigiは最高でしたね。

時系列で振り返ったりしようと思います。

Day 0

京都から名古屋経由で松本へ。途中名古屋できしめんを食べました。松本に着いてから浅田でそばも食べたのですが、その話をしていたらonkさんに「昼ごはん2回食べたの?」って聞かれましたが、きしめんは9時半過ぎくらいに食べたので朝ごはんで、そばは12時過ぎに食べたので昼ごはんです。

松本に着いたら、第一Rubyistとしてasonasさんに遭遇しました。正確には改札のところでonkさんと遭遇したのが第一Rubyistかもしれないんですが、onkさんは同じしなのに乗っていたのでノーカンということにしました*1。街でRubyistと遭遇するとRubyKaigiに来たなって感じがしますね。赤いTシャツの人をスタッフと認識し続けていたので、京都に帰ってきてからも2時間くらいは赤いTシャツを見ると「あ、スタッf…違う……」ってなってました。

1時くらいに会場に到着し、会場を案内してもらったりして、RubyKaigiへの気持ちを高めていました。

主にスポンサーブース周りの荷物運びなどを行った気がします。

この日の夜は同僚の人たちは馬肉を食べに行っていたようですが、僕はその店にはDay 2に行くことになっていたので、合流せずにビールを飲んだりして過ごしていました。会場の向かいの店でビールを飲んでいると、お店の方が「最初RubyKaigiにコーヒーを出してくれと言われて、(20人くらいの「会議」だと思ったので)うちはポットやってなくて樽しかないんですがそれでも良いですか?って聞いたら、寧ろ樽が良いですみたいになってびっくりしたんだけど、1200人も来るってすごいですね、警備とかあるんですか?私達明日会場に入れるか心配してます」と仰っていて、そういう警備とかは特にないですよってお伝えしたりした。たしかに名前だけ聞くと20人くらいの会議にポットでコーヒーを出すみたいなイメージになりますよねえというホッコリエピソードだった。

その後、中華そば マルキ商店(ここには期間中に合計3回ラーメンを食べに行くことになった)でラーメンを食べてお腹を膨らませた。松本ブラック。

ラーメン屋を出るとちょうどNOCの人たちが目の前に現れたので合流して一緒に飲みに行った。

お疲れ様でござんす。

Day 1

初日は試しにホテルの朝ごはんを食べてみるものの、まぁこれならモーニング行けば良いかなとなったりしたが、ホテルのバイキングはお腹を満パンに出来るので、スタッフ業をやる前には非常に便利でもある。

会場に着いて、スタッフ運営チーム全員でタイキック的な体を動かす運動をした。僕はこういう手と足をなんか意識して別々に動かす動作がひっじょ〜〜うに苦手なので苦戦していたら、しっかりカメラマンの人が正面にカメラを構えていた。あの写真はいつか公開されるのだろうか。公開されたらブロマイドとかにしたいと思っています。

僕のHelperとしての主な業務は1日目のOpen時の受付前での呼びかけやメインホール周りの整理などとtakeout app対応という感じでした。takeout app対応は便利なタブレットを常に持ち歩いているonkさんが高速に巻き取ってくれたり、そもそも出すものも今年はそんなになかったりしたので、それ以外は忙しくなりそうな雰囲気のところや忙しそうなところに顔を出して手伝ったりする遊撃的なポジションを担っていました。

ノベルティ列はもう少し上手く捌きたかった。長らくお待たせしてしまってすいませんでした。「久しぶりのフルサイズRubyKaigiで1200人ってめっちゃ人が居るじゃん」とここで改めて再認識しました。

と、まぁこういう役割だったので、 かずひらくんと写真を撮ったり、Rubyist Book Authorたちを巡ったりしていました。

ruby.wasmでChrome Extension開発っぽい話を聞きに行こうとしたら、部屋に人がまぁまぁやってきていたので、ちょっと整理を手伝うなどした。人が結構多かったのもあって最後の方は見ずに部屋を出たのだけど、登壇者のSawaiさんとはDay 3のledsunさんの発表の後に3人でお話できたので良かった。ちょっとこの辺は後述します。

Lightning Talkのタイミングで大ホールを見ていたら人が溢れていたので、恒例の Array.compact をお願いして回る。最初なんか丁寧に言っていたけど、後ろからやってきたkakutaniさんがスゴい勢いで「Array.compact〜!!」って言っていたので、そうだそうだこういう感じだったと思いだして言って回る。

なんらかの飲み会で「Array.compact言ってたスタッフさんですよね?」って言われたのはちょっとウケましたが…w そういう意味では、今回ずっと帽子を被っていたのですが、帽子がある程度目印になっていたのか?などと思いました。京都サンガFCの帽子だったので、スポンサーブースで「甲府ファンなんですが、ウタカありがとうございます」という会話にも繋がりました。

そんなこんなで17時にはクラフトビールが解禁に。まつもとブルワリーは本当に最高のブルワリーの1つだと思っていて、そのラガーの限定醸造が飲めるなんて感動しました。皆さんの「ラガー」のイメージを見事にひっくり返してくれる仕上がりで流石まつブル!!!って思いました。最高だったな〜、また作ってくれないかな〜。

運営を手伝ってくれている会社の人がビールスゴい好きなんですよ〜って言ってたので、絶対に飲んだ方が良いですよと唆したりしていました。

オフィシャルパーティは久しぶりの大人数のパーティに圧倒されて人見知りを発揮してしまい、あんまり人の会話に突撃したりができなかったのが心残りだったので、ここからもっと会話していくぞと気持ちを高めた。高めたものの、FindyさんのDrinkupでもあまり会話に混ざれず0勝2敗で、1人で全然人の居ない店でラーメンを食べてホテルへ。

Day 2

モーニングでアベに行ったら噂通りRubyistがめっちゃ居た。みんな朝早くから活動していて偉い。

Day 2も引き続きトークを見たり会場をフラフラしたりしていた。

午前中はMartin先生のトークを見たり、sueさんのトークをHack Spaceで流すなどの対応をしていた。溢れたところで配信をどこで見てもらうかという話が無線で行われていたので、スポンサー調整も巻き取れるしなという役得*2を発動して、Hack Space で流すという対応をやりました。皆さん自主的に椅子などを動かして譲り合って見ていただけたので、大きな混乱などもなく乗り越えられたので、ここはちょっと良かったですね。こういうちょっとしたことを柔軟かつ瞬発力あるアイデアとスタッフの連携プレーで乗り越えるのはカンファレンススタッフの楽しいことの1つでもあると個人的には感じます*3

その後もトークを見たりウロウロしていると、Hack Space奥の芝生エリアでmiyagawaさんとMatzの2人がPodcastを録ってそうな様子に遭遇したりした。最初はKMCのSlackのrubykaigiチャンネルに流すだけにしていたら、スタッフたちの居るチャンネルにも流すと良いのではとsorahに唆され、流すとみんなソワソワしていて面白かった。こういうイベントが急に目の前で遭遇するのもリアルカンファレンスならではだな〜と思った。このときはリアルタイムで写真をインターネットには放流しなかったのだけど、furikaeri_rubykaigi で紹介したのでついでに放流しました。

このときの収録の様子はこちらで公開されている。よく聞くと芝生エリアの色々な声などが聞こえてくる。

miyagawaさんとrebuildファンの方が写真を撮る後ろでMatzがこっそりピースしていて面白かった。

せっかくHack SpaceでMatzに遭遇したので、makimotoさん達と順番にMatzと顔ハメ看板で写真撮影をした。僕がこれを撮りたいがためにHack Spaceに顔ハメ看板置いてるという説もあります。

Day 2のラストもメインホールでArray.compact活動。後ろから見た時に通路側がキレイに空いていて、Rubyistの皆さんはArray.compactがお上手。

この日はRIZAPさんのDrinkupへ。

炬燵さんと同じテーブルになったので、あれこれおしゃべりをした気がする。

RIZAPの方の仕込みが行われていて、サプライズで松田さんの誕生日を皆で祝う。

店を出たら、松田さんやyouchanさんなどと2次会に行く流れになったところ、目の前にKyoto.rbで会った人が居たので巻き込みに成功する。ジャズバーに行ったり、夜の松本城を撮影したりした。Pixel 7キレイに撮れるんだけど若干嘘っぽさもあるのが気になるなぁと思う。

松本城を見たあとは、交差点の角のところで角打ちスタイルでビールが飲めるお店があったので、そこで飲んでいた。野生の酔っ払ったJeremyが歩いてきたり、通りすがりの人に「ルビーの皆さん、明日も頑張って〜」と言われるなどの出来事があった気がする。

更にまだ行けるということで、そこで合流した人とも一緒にバーに行ったところ、会場に同僚というか弊社CTOのakiroomが居てちょいウケるなどした。松田さんと色々カンファレンスやコミュニティの話をして個人的に色々考えることがあったけど、ここに書くには若干エモすぎる気もするので省略します。npmとrubygemsの違いみたいな話もした気がする。これもちょっと別の機会があれば書くことにして省略します。

閉店間際の中華そば マルキ商店に駆け込んでラーメンを食べた。

松田さんが初めてフードバウチャーを利用する現場が発生した。本当にこれで払えて良いんですかみたいなことを言っていて面白かった。

Day 3

アベがこの日は7時半過ぎくらいに行くと行列が出来ていたので、会場近くの栞日というカフェでモーニングを食べた。会場に行く道沿いの道に面したテーブルで食べているとドンドンとスタッフを中心としたRubyistが前を通ったり、店に入ってきたりしてドンドン挨拶出来て便利だった。隣が今回カメラマンをして下さった方だったので、普段どういうカメラマンをされているのかだったり、RubyKaigiの感想だったりとかをお話するなどしつつ、時間になったので会場へ向かう。

この日の一発目はRuby Committers and The Worldだったので、Array.compact業やりに行くか〜とメインホールを眺めに行くと、人々が自主的に真ん中に詰めて座ってくれていて、3日間の成果を感じた。ありがとうございます!

今年もやはりand the worldは最高だったな〜、これを見るためにRubyKaigiに来ているまである。後ろにちょうど鳥井さんとお子さんたちが座られていて、ko1さんが映ったり話すたびにリアクションされていて可愛かった。sorahさんが暇アピールをしっかりやっていたので、関連情報を放流したりしていた。

asonasさんのブログで野良合同ランチの存在を知ったので、参加することにした。種村で蕎麦を食いながら色んな話が出来て面白かった。こういう仕組みを野良でやってもらえるのはありがたい。

僕は欲張りなので、蕎麦の食べ比べセットにさらに蕎麦の実雑炊を足した(定食に付いてて美味しそうだったので単品で頼んだ)。

午後は「Ruby vs Kickboxer」を見て、トークスタイルも内容も最高でめっちゃ良かったし、ledsunさんのトークの後に話しかけに前に行ったら、Day 1でwasmの話されていたSawaiさんと共にruby.wasmやブラウザの話をして盛り上がった。その結果k0kubunさんのトークを聞き逃しましたが、廊下でトーク後も無限に話せて最高に自分のモチベーションが上がりました。ありがとうございました。

ちょっとJavaScript方面のコミュニティとこの辺は上手く繋がるといい関係にというか情報交換が出来るんじゃないかな〜という気になったので、普段は一応JavaScriptをメインでやっている身としては何かアクションに繋げたいと思った。ちょっと考えます。(この辺の話はDay 2の章で省略したコミュニティの話とかと上手く昇華させたいと思っている)

p_ck_さんのRBSの話を見て、Helperとしての最後の大仕事、諸々の撤収作業へ。soutaroさんのKeynoteが終盤に向かうタイミングでHelper含むスタッフ一同が舞台裏に集合した。

舞台袖から見ているkakutaniさんの向こうにはClosingのスライドを作る松田さん。

会場端でClosingを見守りながら、タイミングになったらステージへ。Rubyistたちと無事に過ごせた喜びの表情を舞台上から見る、この景色最高なので、Helperなどで是非一度味わってみて欲しい。

その流れで壇上で次の会場の発表を見守った。

そしてまた残った撤収作業へ。

僕はRuby Music Mixin 2023の音出しなどがあったので、少し早めに抜けさせてもらって、会場へ。スタッフ控室でみんなで乾杯している写真や寄せ書きを見てエモい気持ちになったりした。

After Partyも少し見に行ったがめっちゃ人が居た。山雅ビールを飲んだ。

そこからRuby Music Mixin 2023へ。こっちの話は別の記事に既に書いているので、そちらを是非に。

Day 4

この日は13時半から亀岡のサンガスタジアムでvsセレッソ大阪戦をゴール裏で観るという予定になっていたので、ホテルでユニフォームに着替えて8時半くらいのしなので松本を脱出した。本当は観光などをもっとしたかったけど、これだけは仕方ない。僕はRubyistであると同時に京都サンガFCサポーターでもあるので…駅で偶然あんずさんやcobachieさんと挨拶できたのは良かった。お疲れ様でした。

その他の話題

「Helper業でサボる」

ぱすたけくんに「いかにHelper業でサボるか」というありがたいお話をいただいた

RubyKaigi 2023にHelper参加してきた - 感情的ドリル

僕は言葉が荒いので、「上手くサボる」とか自分を「Helperの中でも不良」などと表現してしまうのですが、ちょっと良い機会なので気持ちというか少し書き下しておきます。

初めてのHelperだと結構自分の与えられた役割を100%以上に熟そうと懸命に働いてくれます。そういった人たちのおかげでカンファレンスが成立しているので本当に感謝しかないのですが、一方で僕とかは遊撃っぽくフラフラしているので、もっと便利に呼び出して欲しいなと思っています。RubyKaigiは特にトランシーバーで全員とやり取りが出来るので、もっと気軽にヘルプだったりを投げてくれると、僕ももう少し忙しくなれて、他のHelperの皆さんにももっとトークを見たり交流したりしてもらえるのになとは感じています。それぞれの持場のチーム内でトークを調整したりするとは思いますが、一方でRubyKaigiどれも良いトークなので、みんなそれぞれ見に行きたいトークがあるみたいな時とかには是非頼ってみて欲しいな〜と思ったりします。

そういう感じで皆がお互いに上手く息を抜きながらHelperとしてやっていってもらえると良いなというのを「上手くサボる」として色んなところで話していました。Helper業が楽しかったというのは間違いないと思うんですが、一方でさらにそれに良いバランスで交流やトークを見てカンファレンス自体も楽しめるとより良い体験になると思います。スタッフが一番楽しんでいるのが、来場者にも伝わるはずで、カンファレンスの楽しさを横目に大変なことだけしていると徐々にカンファレンス自体も楽しくなくなってしまうかもしれないので、疲れたなとかってときは周りやトランシーバーを是非頼ってジャンジャンサボって息抜きして欲しいなというのが気持ちです。複数回のHelperを経験してきていたり、他のカンファレンスでも実行委員などをしている身としてこの辺はもう少しなんか初日や事前に上手く伝えられると良いのかもしれないな〜と思っています。

お客さんでいるのではなく、おもてなしをする側になりたいと思いました。つまり私は「RubyKaigiに対してお客さん以上の気持ちを持っている」って感じだったので、私は「RubyKaigi-ist」だったかもしれません

長野県松本市で開催されたRubyKaigi2023に、Helperとして参加した話 - Health comes first

僕もRubyKaigi-istであるな〜とこの記事を読んで非常に表現が腑に落ちたし、そうした人たちを増やしたり支えたりしたいな〜という意味ではRubyKaigi-ist-istを目指したいかもしれないなと思った。

misc

  • 魔王がトランシーバーで名乗る時に、最初の方は本名で名乗っていたのに、途中から気付いたら「魔王」になっていて、他の人々も自然と「魔王」呼びになっているのが面白かった。
    • 僕も初めてのHelperのときはトランシーバーでなかなか会話に参戦できなかったけど、1度話すことがあると慣れた気がするので、もっと隙を見ておもしろ通話はしていきたい(おもしろ通話発生すると、そこらかしこでスタッフが一斉に笑って吹き出すのもちょっと光景として面白い)
  • 会社の方では福岡以来のHack Space Sponsorをやることが出来た。福岡のときからチームもパワーアップして色々とパネルなども準備できて良かった。一方でホワイトボードやプロジェクターは置いておくだけでは活用されきってなかったので、もう少しコミュニケーション促進のために何が出来るかは考えたい。
  • 会社の人たちとRubyistとの交流をもう少しケアした方が良いのかどうなのかは若干の気になりポイントになりつつある。個人的には勝手に上手く混ざって欲しい(シャッフルランチなどをキッカケに上手く交流していた模様)し、僕自身は適当に流れで飲みに行ってるので、会社の人たちを呼び寄せるみたいなのもムズいしな〜みたいな感じ。まぁ杞憂である可能性もあるけど、ちょっとくらいはアテンドしても良いのかもしれない。そういう意味ではやっぱり自社主催のDrinkupを直前でも良いので建立するのが良さそうだなと思った。今回見ていると結構早くに情報が出て、椅子取りゲームに負けた人たちが大量に居たので、ギリギリに立てても集まるだろうなという実感は得たので。
  • 会期中はほぼ毎日何故かハッと起きるとアラームの1分前だった。そういうなんかがあるのか?
  • 今回事前にKyoto.rbで場を用意してもらって何人かとは事前に知り合えていたの少し便利だった。それキッカケでruby-jpのSlackにも入った。
  • 松本もっと観光したかった。今回はBACCAブルーイングとかに行き損ねたので、個人的に旅行などでリベンジしたい。ついでにサンプロ アルウィン松本山雅FCの試合も観たい…

次回の那覇も楽しみですね。今度こそ前後しっかり宿泊したい気持ちですが、こればっかりは僕の場合はJリーグの日程次第ですね……

なにはともあれ、今回のRubyKaigi 2023は最高でした。オーガナイザー陣、NOCチーム、Helperやその他運営テクニカルスタッフなどの皆さん、そして登壇者・参加者、スポンサー関係者の皆さんありがとうございました!!! 次回のRubyKaigi 2024まで、健康に気をつけつつ、NiceなRubyistで居続けましょう。僕も頑張ります。

*1:さらに言うと、しなのの席に座って発車を待っていたら隣に偶然同僚のhonchangがやってきたという出来事もありました

*2:僕が所属している会社がHack Spaceをやっていたのです。皆さんよろしくおねがいします。

*3:本当はトラブルなどは無いにこしたことはないのですが、まぁカンファレンスは生(なま)物なのである

#RubyMusicMixin2023 でDJをしました。今年のセットリストの狙いなど。

RubyKaigi 2023の感想は今認め中なので、もうちょっとで出します…

先に今年もpixivさん主催のRubyKaigi 2023併催イベント RubyMusicMixin 2023 でDJとして出演しました。

会場で一緒に踊ってくれたNiceなRubyistの皆さん、DJの皆さん、主催のpixivの皆さんありがとうございました。あと、会場で多くの皆さんにビールを奢って頂いたと記憶しています。ありがとうございました。皆さんの楽しい時間の一部になれていれば嬉しいです。

昨年に引き続きの出演ということで、去年のRubyMusicMixin 2022で覚えていてくださった方から会場で「今年も音頭ですか?」「去年の音頭参加し損ねて悔しかったです」「今年はどんなのやるんですか?」などなど色んなお声掛けを頂きました。まぁ後述する仕組みのために「今年は音頭ではないんですが、まぁちょっと一応仕込んではいます」などと答えつつ他のRubyに関する話なども出来ました。登壇などをRubyKaigiではまだやってないので、こういう感じで声掛けられることって今までなかったので、スゴい嬉しかったですし、改めてこういう機会を作って下さったpixivの皆さんのおかげで、本当に感謝しています。

というわけで、ここからはセットリストの話を書いていこうと思います。会場でもこういうのってどうやって思いつくんですか?と聞かれたので、少し種明かしというか経緯を書いてみます。

今年のセットリストのテーマは「一曲入魂」

今年は応募時に

今年のテーマは「一曲入魂」でいこうかと考えています

とpixivさんにお伝えしていました。その結果のセットリストがこちら。

そうです。日本では郷ひろみの「アーチーチーアーチー」の歌詞でおなじみの「GOLDFINGER'99」としてカバーされて有名な「Livin' la vida loca」のみで40分を構成してみました。mimoさんには英訳を「One beat...? One Music...? One Track...? One Tune...?」と悩ませてしまったようですが、提示して頂いた「One Tune」がまさにだなと思ったので、そのままお願いしました。

「一曲入魂」に設定した理由

去年のRubyMusicMixin 2022では「This is Japanese Dance Music」というテーマを設定して、全ての曲を「音頭・盆踊り」アレンジされた曲のみで構成しました。

全てを同じアレンジという縛りでやったので、次回があれば次は全て違うアレンジの同じ曲をやろうというのはこの直後くらいの段階でほぼ決めていました。

会場で出番後に「次はマイアヒでやって欲しいです」と言われたんですが、実はそもそもこの同じ曲で繋ぐというのはMusic Unity 2020ピアノ男さんが「恋のマイアヒ」セットでやられているのを見て、「一度はこういうのをやってみたいな〜」と思っていたのを今回実現したという形でした。なので、「恋のマイアヒ」でやると流石に二番煎じすぎるので、どの曲でやるかを考える必要がありました。

ちなみにピアノ男さんのマイヤヒMEGAMIX最高なので聞きましょう。

「Livin' la Vida Loca」に決めるまで

テーマは決まっていたんですが、曲を決めるのは結構難産でした。RubyKaigiに参加しない友だちと飲みに行ったときなどに「なんかめっちゃカバーされている曲って何が思い浮かぶ?」って聞いて回って候補を集めていたり、Chat GPTに世界中でカバーされている曲を訊いたりしていました。ちなみに、Chat GPTは世界で一番カバーされているのはビートルズやジョンレノンだと教えてくれたりしました。

そんなこんなで候補としてはこういう感じでした。

贈る言葉」や「はじめてのチュウ」はカバーはそれなりにされているのですが、知名度が国内に収まっていて、せっかくフルパッケージ開催のRubyKaigiで海外からのゲストも来るだろうところに、ローカルな曲のアレンジだけを40分聞かされるのは辛かろう(というか去年盆踊りをやったところまぁまぁ困惑していたらしいという反省もあり)ということで予選落ちに。「はじめてのチュウ」はハイスタの「MY FIRST KISS」もあって良いかなとは少し思ったけど、キテレツ大百科ってそんなに有名じゃないよなというので復活までには至らなかった。

そうすれば、「カントリーロード」は原曲(ジョン・デンバーの「Take Me Home, Country Roads」)も海外で知られていて、日本では勿論ジブリの「耳をすませば」でよく知られていて良さそうと考えていた。ジブリリミックスCDを集めればバージョンが集まるし…あとは僕が好きなバンドであるところのGOING STEADYの「赤とんぼ」もこの曲をそのまま使っているので、ワンチャンでゴイステもいけるなと考えていた。一方で気になりどころとしては、いくらDAISHI DANCEなどのアレンジがあるといえども若干チルいのではないかということがあった。

もう少しなんかいける曲はないのはないかと思い、日々頭を捻りまくっていました。あるとき検索しているとChakuwikiの「カバー曲のほうが有名な曲/海外」というページを発見しました。

ここを眺めていて、「GOLDFINGER '99(郷ひろみ)」の表記を見た瞬間に「あ、これだ〜〜!」ってなりました。この元の曲であるリッキーマーティンの「Livin' la vida loca」は海外でも非常にカバーされているので、これなら多くのレパートリーがあり、且つ国内外の人を選ばずに知られているのではないかということで、「Livin' la vida loca」に決めました。この曲、海外ではめっちゃカバーされているんですが、日本国内では郷ひろみの「GOLDFINGER '99」であるという印象が強すぎるのかあまりカバーがないので、日本語を諦めることが出来たのも大きかったです。

あとはここまで来たらとにかく聞きまくってCDや音源を集めるだけです。

Apple Musicの曲検索はトップ100件までしか出てこないのですが、今回Deezerを無料トライアルしたりしたところ、配信されているものだけで、約250件のLivin' la vida locaがあることが分かりました。というわけで、これをGWは聞きまくりました。流石にフル尺では聞けないので、イントロとサビを次々と聞いて選別しました。また、いくつかのカバー一覧サイトなども利用して、大体300バージョンくらいのLivin' la vida locaを聞きました。

ものによっては配信が無く、日本国内ではCDの入手が難しい音源などもあったので、そういったものを省きつつ選んだのが今回のセットリストです。「Livin’ La Vida Mickey」は配信販売はおま国だったのですが、メルカリで安く手に入ったので助かりました。シュレック2のサントラも同様にメルカリで入手しました。郷ひろみブックオフで買った方が安いので、他のCDなどと合わせてディグりに行きました。普段はSoundCloudの無料DLの曲は使わないのですが、Favulousのアレンジが非常に良かったので、今回はこのポリシーを破ってかけることにしました。

これらをGWに聞きまくっていたので気が狂いそうでしたが、無事皆さんにも届いたようで何よりです。

今回使用した曲の一部はApple Musicなどで聞くことが出来ます。一応自分用にプレイリストを作ったので皆さんにも共有しておきます。

ちなみに一番の個人的なお気に入りはHot DadのLivin' la vida locaです。MVも最高。

Trace Repeatも良かったなぁ〜。

使わなかったバージョンで面白かったのだと、赤ちゃんをあやす用もあった。

色んなLivin' la vida locaを聞いたので、こういう感じでレコメンドも出来ます。ちなみにこれも本番では使わなかったバージョンですね。

では、また来年のRubyMusicMixinに採択された際はよろしくおねがいします。

有給休暇日記2

昨日の水曜日に、先日の有給休暇のときに見れなかった【推しの子】をリベンジするために再度有給休暇を取った。

なんだかんだでT-JOY京都に来るの久しぶりで、QRコードだけで中に入れるようになってたりして便利じゃんと思った。水曜日だったので、安い日というのと、春休みというのと、ちょうどドラえもん鬼滅の刃の上映開始時間も被っていて、無限にちびっこたちが居た。

【推しの子】はめちゃくちゃ良かった。まぁ原作読んだときも1話目は衝撃的だったが、それを知っていて何が起きるかも知っているのに、B小町のライブシーンやアイ自身の魅力を大きい画面で観ることですごく感情移入出来て、アイが殺されるシーンでは泣いてしまった。動画工房は流石の安定度のあるクオリティで偉い。テレビアニメ本編というか、2話以降も頑張って欲しい。

そのあと、イオンモールの中にある適当なレストランに入るも、あんまり美味しくなくてガッカリした。無印良品でちょっとしたものを購入して帰宅。

引越し後に本棚などを設置はしたものの、面倒で半分物置状態だったので、ちゃんと活用できるように整理をしたりしていた。その結果、ちゃんとBDを並べたり、空いたスペースにフィギュアを飾ったり出来るようになった。めでたい。

19時キックオフの京都vsセレッソ大阪を観に、亀岡のサンガスタジアムに。18時くらいに到着した。やっぱり雨が降ってたのとナイターということでひんやりしたものの、ゲーム自体は激アツで、4-0で勝利。

前半時点で3-0だったでテンションも高まったので、肌寒いから回避していたビールをハーフタイムの間に買いに行った。財布に1000円しか入ってなかったのでギリセーフだった。偶々前の席に居た知り合いは150円しかなくて、ビールゲット失敗していた。

大勝したのでこのテンションのまま飲みに行くぞ!!!!ということで、新しいギネスに変わったというキャッスルウエストに行った。

新しいギネスについてはまぁインターネットでも色々言われていますが、僕も概ね同意です。詳細はなんかのSlackとかに書いてるので、その辺読むか、一緒に飲みに行きましょう。

その後はいつもサンガの話をするPub Karrで喜びを分かち合った。いや〜、良いことしかなかった試合の話をするのは無限に楽しいですね。生ハムをスライスする機械も復活したらしく、生ハムが激薄で最高だった。

週末はアビスパ福岡戦を観に、福岡に行きます。楽しみですね。

有給休暇日記

昨日は世の中的には入社式やらなんやらの日のようだけど、僕は久しぶりに特にやることの無い有給を取ることに成功していた。

2月〜3月にかけては会社のイベントやらYAPC::Kyoto 2023やらで詰まっている仕事などを処理したり、土日はJリーグのマッチデーだったりで、飲みに行ったりはしていたが、それはそれとして朝から全部暇という日がなかなか無かったので、えいこらせと作った。

有給を作ったものの、前日に花見からの打ち上げなどでめちゃくちゃに飲んだので、午前中はベッドで寝ながらTwitterをしていた。【推しの子】の劇場上映版を観に行こうとしていたが、失敗したので、水曜日にリベンジする予定にした……

【推しの子】を観に行くのを諦めたら昼の時間が空いたので、行こうと思いつつも行けてなかった刻シラズの場所を昼に間借りしているカレー屋が美味いと聞いていたので行ってみることに。

どれも個性的で美味しかったけど、サバのやつが特に美味しかった。カレーのご飯の量いつも難しいなって思うけど、これくらいなら大盛りにしても良かったなと思った。

昼からは『Everything Everywhere All at Once』(『エブエブ』と略すらしい)と『ベイビーわるきゅーれ 2』を観に行くつもりにしていた。カレーを食べ終わってから時間もまだあったので、MOVIXのすぐそこにあるTORADRA RECORDにでも行くか〜と思って立ち寄った。店に入ると、坂本龍一の訃報がちょうど前日の夜に流れたからか(まぁ絶対そうだと思うけど)『Merry Christmas, Mr. Lawrence』が流れていた。

いつものようにJ-POP系の棚を漁っていると、『Puffy Remix 2003R』というPUFFYのリミックス盤を見つけた。小西康陽須永辰緒とかがPUFFYの曲をリミックスしてて豪華。ついでにPerfumeの『LEVEL 3』のLP盤も購入。

会計をしていると、今東急ハンズの1階でレコード市をやってて、そっちにもJ-POP系持って行っているので良ければと案内を受ける。

なるほど、ちょうど映画の間2時間あるので、その間に立ち寄るかと思いつつ、『エブエブ』の上映時間が迫っていたので、MOVIXへ。

『エブエブ』自体はまぁ人を選びそうな気はするものの、僕としてはこういうギミックでバカバカしさを成立させるのか〜とすごく関心したし、色んな映画の引用やインスパイアなども随所に感じられたのも良かった。物語構造も(途中かなり置いていかれそうになりかけたが)多重的ではあるものの演出だったり、緩急の付け方で観やすかった。なんか今思いだすと凄かったなって気持ちになる。

『エブエブ』から『ベビわる2』まで2時間あった。さっきトラドラ行ってレコード欲久しぶりに出てきたので、JET SETに行った。JET SETに向かっている時に、そういえば最近あるお店で飲んでると毎回和田アキ子の話になるので、和田アキ子のCDでも買いに行くかと思い、こういうときにTSUTAYAのCDレンタルがあれば楽なのだけど、近所は全て滅んでしまったので、三条京阪ブックオフに行く。

ブックオフに行く途中で、蓮舫辻元清美福山哲郎が応援演説をしていた。辻元清美の演説の最後の方だけチラッと聞いたが、相変わらずという感じで元気そうで何よりですと思った。

ブックオフ和田アキ子のCDを探すと1枚だけあったので、それを購入。あとはSMAPのベスト盤。

だってしょうがないじゃない/和田アキ子 全曲集

だってしょうがないじゃない/和田アキ子 全曲集

  • アーティスト:和田アキ子
  • ダブリューイーエー・ジャパン
Amazon

ちょうどこの辺で1時間経っていたので、さっきトラドラの人に教えてもらったハンズのレコード市に行って物色したらちょうど良いだろうということで、ハンズへ。

レコード市を見ていると、若い女子3人組が部屋に飾るレコードを選んでいた。井上陽水薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」かを悩んでいて面白かったが、結局何にしたんだろう…

レコード市でも引き続きJ-POPの棚を見ていると、PUFFYのリミックスのLPが続々出てきた。 PRMX 1〜3。

どこの在庫だろうと思って見るとトラドラだった。これは思うツボでは?

MOVIXに戻って『ベビわる2』を観る。前作も最高だったが、今作も負けず劣らず良かった。相変わらず日常シーンの間やテンポは独特で惹きつけられる。ちさまひの2人のやり取りは2作目だけあって流石。パンフレットで阪本監督も書いてたが、前作はまひろの非コミュに割とフォーカスが当たっていたが、今回は2人自体にフォーカスが当たっていて、お互いへの声の掛け方や喧嘩などから見える2人の姿がずっとあって良かった。そして遂になる2人兄弟もすごくいいキャラで、こういう憎めないキャラを出してくるのは阪本監督だなって思う。そして、アクションシーンは前回以上の迫力で、しかもそれを今回はシネコンの大スクリーンで観れたのが良かった。

今週末からはみなみ会館で『ベビわる』を1と2同時に観れるようなので、こっちはこっちで楽しみ。

こういう感じで満喫した月曜日でした。