ぱすたけ日記

日記っぽいのを書きます。

ISUCON13でNode.jsへの参考実装移植のお手伝いをしました

先日開催されたISUCON13で、Node.jsへの参考実装移植の担当の1人として参加してきました。

個人としては今年も選手としてISUCONに出る気が満々だったのですが、やんごとなき事情により当日参加は厳しい感じになったところに、ISUCON13 Node.jsの参考実装移植をお手伝いいただける方を募集します : ISUCON公式Blog を見つけて、当日居られなくても良いなら…という感じで応募したところ、お誘いをもらったので、Node.jsへの参考実装移植のお手伝いをする運びになりました。

Node.jsへの移植についてはメインの実装作業をYutaUraさんに行って頂きつつ、僕は方針の相談やコードレビュー、ちょっとしたコードの改善を担当しました。ほぼ8割以上の作業はYutaUraさんにしていただいた形になり、感謝感謝です(個人的にもちょっと色々詰まってたので助かりました……)。

個人的には、移植に関わることが決まってから、honoを使うようにして、bunやその他のランタイムに切り替えることも選択肢として取れるようにするということを出来るとISUCONの競技の上で参加者の人々にチャレンジを提供できるのではないかというアイデアを持っていました。また、若干個人的な感情も籠もっていますが、hono自体にも何か還元できることがあれば良いなと考えていました。

実際の作業を始める前に、YutaUraさんの方から方針としてhonoを使いたいということとBunでも動く参考実装を提供したいという点を共有してもらいました。個人的には前述通り、expressよりもhonoで提供したいと考えていたので、honoを使うことには特に反対はありませんでした。

2点目のBunでも動く参考実装は結果的に動作保証などをする時間もなかったので削って良かったなという感じですが、まぁRubyを使う時に-devに切り替えるとか、Node.jsもバージョン上げてV8の高速化でちょっとでも速くなるのに期待するみたいな感じとある程度同じ範疇かなというのと、提供するとBunを使うことで必要以上にハマる参加者がいるんじゃないかということでbun向けのコードも一部あったのですが、その辺は含めないことにしました。

どうやら、参加者の皆さんの言語選択を見ていると、1チームはBunを使ったチームが居たようでこの辺は移植時の大きな狙いの1つだったので嬉しかったです。

これまた個人的な話ではありますが、自分が過去に出場した際によくやっていた手として、チームとしてはGoで挑むのだけど、問題理解・整理フェーズではTypeScriptでコードを追うということをよくやっていたので、そういうときに障害が出来る限り少なくなるようにということを意識していました。YutaUraさんには頑張ってもらうことになりましたが、各ファイルの関数の並び順や、最初の main.ts を見ると main.go 同様にルーティングの一覧が目に入るようになどを考慮してもらうようにお願いしていました。問題の構造の把握などにおいて、Node.js実装を選んだことが妨げになることを防ぎたかったからです。同僚からもNode.jsからGoに切り替えたときにほぼGoの経験が無いけど、スラスラ読めたと言われたので、そこを揃えたことが少しでも効いていたなら嬉しいです。

そういう点では、Goの strconv.Atoi を使ってパラメータチェックをしている箇所をちゃんとIntegerとして同様にチェックしたり返す関数をJSで書いて置いておいたりしていました。

一方で競技当日にNode.js実装を選んだ皆さんにはパッチを当ててもらうところから始めてもらうことになってしまったのは、申し訳なかったです。もう少し早く気付ければ良かったのですが、見落としてしまっていました。すいませんでした。

普段はJSを書いて暮らしている身として、もっと身近な人々にもISUCONに挑戦してもらいたいと思っていて、そのためには門戸を開け続ける必要があると思っていて、そのまず1つがその言語で参考実装を提供することだと思っています。そういう意味でも今年はNode.jsでの参考実装提供に関われて良かったです。

他の言語は昨年などから引き続き関わってらっしゃる方も居て、その皆さんと同じ程度の参考実装が提供出来たかは分かりませんが*1、もしお気づきの点などがありましたら、(来年は誰が担当するか分かりませんが、)アンケートなどを通じて、フィードバックをいただければと思います。

例年は出場者として参加しているISUCONの裏側を覗き見れて、改めて運営・出題チームの多大な努力と貢献を実感する日々でした。ありがとうございました。来年は出場者として参加したいと思っていますが、Jリーグの日程次第ではまたお世話になるかもしれません。その際はよろしくお願いします。

そういえば先ほど、コードも公開されていましたので、お楽しみいただければと思います。

あと、@hono/node-serverが2.7倍ほど速くなったそうです。めでたいですね。

ちなみに、当日のやんごとなき用事こと、予想通り残留を決めるかどうかの試合となった、京都サンガF.C. vs セレッソ大阪の一戦は無事に京都サンガF.C.が勝利し、自力でのJ1残留を決めました。やったぜ!!!!!

*1:初期スコアが他の言語よりもわずかに低かったのはいくつか聞きましたし、事前にも走らせた段階で分かってはいました……

ラーメン屋で無料ビール!CS突破記念に嬉しいサプライズ! #ラーメン #無料ビール #CS突破記念

最近買いてなかったので、たまには日記を書いてみます。

金曜日

野球のセ・リーグクライマックスシリーズの第3戦のチケットを知人が取ってくれたので、阪神甲子園球場に観に行った。雨が降るかという予想で、雨は降ったものの屋根のある席だったので、試合も開催され快適にビールも飲むことが出来た。

試合結果は阪神が勝って、日本シリーズ進出を決めた。めでたい!

帰宅する直前に家の近くのラーメン屋に立ち寄ったら、CS突破記念にビールが無料だった!嬉しい!!

土曜日

金曜日は野球だったが、土曜日はサンガスタジアムに京都vs湘南戦を観に行った。勝ったら残留確定の6ポイントマッチ。

結果的には0-1で負けだった以上に内容がイマイチだった。中断明けの試合はこういう感じで中断中にどういう練習してたんだ?と思う試合が多い気がする。

ラブライブ!コラボ試合の日だったので、なんらかの声優の人が来ていた。

試合後にPub Karrに行ったところ、店主とお客さんも観戦に行っていたようで、店舗内は若干どんよりモードだった。来週は僕は行けないので、代わりに応援お願いしますと伝えて帰った。

日曜日

昼間に久しぶりにmoznionとにゃんこ酒場を収録した。多分近日中に公開されるはず。

その後はT−JOY京都に行って、『ガールズ&パンツァー 最終章』第4話と『北極百貨店のコンシェルジュさん』を観た。

ガルパンはなんか個人的には盛り上げ李に欠ける感じだった。体調的に眠かったというのもあるかもしれない。

『北極百貨店のコンシェルジュさん』は冒頭からアニメーションが良くて、ストーリーも魅力的で惹き込まれたのでオススメです。tofubeatsが担当する劇伴も最高でした。

その後はイオンモールに最近生えているIKEAのポップアップショップを見て、京都駅の京アニグッズストアを見て帰った。当時買い損ねた中二病のグッズとかを買ったりした。

この記事のタイトルはAIが考えてくれました。

コミックマーケット102で「2023年の良かった新作マンガ Ver.C102」を無料頒布します / 電子版の販売を開始しました

前々からコミケでなんか本を出したいな〜と思っていました。書くなら何があるかな〜と思った時に、最近書けてない「良かった新作マンガ」シリーズを締め切りドリブンで書こうと7月末に思い立ちました。で、さっきガーッと書き上げたので形上は完成したので、こうして告知しています。

内容について

いつもの「良かった新作マンガ」シリーズを極力そのまま紙面に置き換えた感じです。紙面ということで、Amazonへのリンクや1話試し読みなどはQRコードで掲載しています。後述する電子版ではQRコードをクリックするとリンクを開くことも出来ます。作品数としては12作品取り上げているのですが、普段のブログよりも少し多めに文字を書いている感じです。

表紙とページサンプル

2023年の良かった新作マンガVer.C102 マジカルペンネくん
表紙ページの画像です
ページサンプル

スペース情報

こういう感じで、本がデータ上は出来たので、id:utgwkk のサークル「文化的生活」に委託して、無料頒布させてもらうことにしました。思ったより勢いよく書けたのでもう少し足しても良いかもと思ったのですが、折本にするつもりなので4ページ単位にする必要があり、1ページに2作品紹介しているので、8作足すのは辛い…というわけで、キンコーズなりセブンイレブンなりで印刷したりして製本したりして会場に持って行くことに失敗しなければ、会場にあると思いますので、よろしくお願いします。

「文化的生活」のスペースは日曜日 (8/13) 東地区 “フ” ブロック 21aです。僕も会場には居るので、時間帯によってはブースに居るかもしれません。

電子版について

数もそんなに刷らないつもりなので、電子版を用意しておきました。この記事の有料部分に含まれているDropboxのリンクからPDF版とEPUB版がダウンロード出来ます。EPUB版は色々あり固定レイアウトなので、PDFの方が取り回しが便利かと思います。書き足したくなったら、電子版には書き足したりするかも。

というわけで、よろしくお願いします。

更新情報

  • 2023/08/09 23:00 本文を更新しました
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下書きに埋もれていた記事を有料で公開してみます

はてなブログのcodoc連携が出て、なんか有料で出せるものあるかな〜と思って考えていたところ、そういえば下書きのまま公開してない【『花束みたいな恋をした』を観て、「あぁ、これって多くの人が共感することなんだなぁ」って思った話】という記事があることを思い出したので、有料で公開してみます。別に今更出すような感想でもないと思うのだけど、見たあとに高速に飲みに行きその勢いで書いてちょっと公開を躊躇ったやつです。(今見ると別に戸惑うほどの感想は書いてなかったので、その部分は恥ずかしくて消したのかもしれない)

---------------ここから

『花束みたいな恋をした』を先日観た。

最近邦画方面のアンテナが壊滅しているので、なんかTLでちょくちょく見かけるし評判も良いらしいというふわっとした情報以外は全然事前情報を持たずに観に行った。主役が菅田将暉有村架純なことは入場特典のポストjカードで知ったし、着席してから監督と脚本くらいは把握しておくかと公式サイトを見て「カルテット」の脚本・演出のコンビかぁなどと思っていたら本編が始まった。

(以下、ネタバレなどを含みます)

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6月はアクセシビリティに関する登壇を2本やるので皆さん両方来てくれ!!!

宣伝です。

何をどうした訳でもないんですが、偶然所属企業2社でほぼ同時期にアクセシビリティをテーマにした自社勉強会の企画が立ち上がり、そのどちらでも話すことになった結果、そのようなことになりました。両方盛り上がると嬉しいので皆さんハシゴしてください!!

せっかく短い間隔で同じテーマで2回の登壇機会があるので、それぞれ軸をズラしてみました。はてなのエンジニアセミナーでは実装よりのトークを、Helpfeel Tech Hourではチームや文化よりのトークを準備しています。両方聞いてもらうとより面白くなるかと思います。片方は東京開催なのですが、対面でもアクセシビリティについてお話できると嬉しいのでよろしくおねがいします。

日程順で紹介します。

Hatena Engineer Seminar #25「アクセシビリティ編」

Hatena Engineer Seminar #25「アクセシビリティ編」を6月6日にオンライン開催します #hatenatech - Hatena Developer Blog

はてなのエンジニアセミナーでは「手を動かして始めるアクセシビリティ改善」というタイトルで発表します。Mackerelチームの実例をベースに、実際にどのように改善ポイントを発見して手を動かし始めるかについてお話します。ブラウザの機能や拡張、また解析ツールなどを用いて発見し、改善する流れを紹介しようと思っています。

申込みは次のconnpassページからどうぞ。

hatena.connpass.com

Helpfeel Tech Hour vol.3 「アクセシビリティを始めたい!編」

Helpfeel Tech Hour vol.3 「アクセシビリティを始めたい!編」を2023年6月16日に東京で開催します #helpfeel_tech - Helpfeel Developers' Blog

Helpfeel Tech Hourでは「開発組織外の他業種も巻き込んでアクセシビリティに関する機運を高めつつある話」というタイトルで発表します。はてなのエンジニアセミナーでも他の人によって語られる「アクセシビリティを広め方」について、各社の事例(もちろんはてなの様子も)などを参考にしながら自分なりに噛み砕いたりアレンジしながら、今ちょうどHelpfeel社内でのアクセシビリティに対する機運を高めるための活動を手探りながらもやっているので、どういうチャレンジをしているか、実際どうかなどについて話してみようと思っています。上手くいってない話などもあり、皆さんのためになるかはわかりませんが、反面教師的な意味でも聞いてもらいつつ、せっかく対面なので皆さんのお話もお伺いできればと思っています。

申込みは次のconnpassページからどうぞ。

nota.connpass.com

これから両社共にアクセシビリティには今後一層取り組んでいこうという中で僕も中の人として情報を発信していければと思っているので、それぞれオンライン・オフラインなどありますが、是非とも見てもらえると嬉しいです!!!

はてなエンジニアセミナーを見たよ」とHelpfeel Tech Hourの会場で言って頂いた方には、何かを差し上げられたりすると良かったんですが、特に渡せるものが無い気がするので、最大限の感謝をお伝えします!!!

よろしくおねがいします!!!!!

RubyKaigi 2023にHelperとして参加しました。思い出せること全部書く。

先日松本で開催されたRubyKaigi 2023にHelperとして参加しました。

RubyKaigiへの参加は通算5回目、Helperとしての参加は仙台、福岡、三重に続いて4回目になります。

いや〜、とにかく遂にほぼほぼフルパッケージ開催になったRubyKaigiは最高でしたね。

時系列で振り返ったりしようと思います。

Day 0

京都から名古屋経由で松本へ。途中名古屋できしめんを食べました。松本に着いてから浅田でそばも食べたのですが、その話をしていたらonkさんに「昼ごはん2回食べたの?」って聞かれましたが、きしめんは9時半過ぎくらいに食べたので朝ごはんで、そばは12時過ぎに食べたので昼ごはんです。

松本に着いたら、第一Rubyistとしてasonasさんに遭遇しました。正確には改札のところでonkさんと遭遇したのが第一Rubyistかもしれないんですが、onkさんは同じしなのに乗っていたのでノーカンということにしました*1。街でRubyistと遭遇するとRubyKaigiに来たなって感じがしますね。赤いTシャツの人をスタッフと認識し続けていたので、京都に帰ってきてからも2時間くらいは赤いTシャツを見ると「あ、スタッf…違う……」ってなってました。

1時くらいに会場に到着し、会場を案内してもらったりして、RubyKaigiへの気持ちを高めていました。

主にスポンサーブース周りの荷物運びなどを行った気がします。

この日の夜は同僚の人たちは馬肉を食べに行っていたようですが、僕はその店にはDay 2に行くことになっていたので、合流せずにビールを飲んだりして過ごしていました。会場の向かいの店でビールを飲んでいると、お店の方が「最初RubyKaigiにコーヒーを出してくれと言われて、(20人くらいの「会議」だと思ったので)うちはポットやってなくて樽しかないんですがそれでも良いですか?って聞いたら、寧ろ樽が良いですみたいになってびっくりしたんだけど、1200人も来るってすごいですね、警備とかあるんですか?私達明日会場に入れるか心配してます」と仰っていて、そういう警備とかは特にないですよってお伝えしたりした。たしかに名前だけ聞くと20人くらいの会議にポットでコーヒーを出すみたいなイメージになりますよねえというホッコリエピソードだった。

その後、中華そば マルキ商店(ここには期間中に合計3回ラーメンを食べに行くことになった)でラーメンを食べてお腹を膨らませた。松本ブラック。

ラーメン屋を出るとちょうどNOCの人たちが目の前に現れたので合流して一緒に飲みに行った。

お疲れ様でござんす。

Day 1

初日は試しにホテルの朝ごはんを食べてみるものの、まぁこれならモーニング行けば良いかなとなったりしたが、ホテルのバイキングはお腹を満パンに出来るので、スタッフ業をやる前には非常に便利でもある。

会場に着いて、スタッフ運営チーム全員でタイキック的な体を動かす運動をした。僕はこういう手と足をなんか意識して別々に動かす動作がひっじょ〜〜うに苦手なので苦戦していたら、しっかりカメラマンの人が正面にカメラを構えていた。あの写真はいつか公開されるのだろうか。公開されたらブロマイドとかにしたいと思っています。

僕のHelperとしての主な業務は1日目のOpen時の受付前での呼びかけやメインホール周りの整理などとtakeout app対応という感じでした。takeout app対応は便利なタブレットを常に持ち歩いているonkさんが高速に巻き取ってくれたり、そもそも出すものも今年はそんなになかったりしたので、それ以外は忙しくなりそうな雰囲気のところや忙しそうなところに顔を出して手伝ったりする遊撃的なポジションを担っていました。

ノベルティ列はもう少し上手く捌きたかった。長らくお待たせしてしまってすいませんでした。「久しぶりのフルサイズRubyKaigiで1200人ってめっちゃ人が居るじゃん」とここで改めて再認識しました。

と、まぁこういう役割だったので、 かずひらくんと写真を撮ったり、Rubyist Book Authorたちを巡ったりしていました。

ruby.wasmでChrome Extension開発っぽい話を聞きに行こうとしたら、部屋に人がまぁまぁやってきていたので、ちょっと整理を手伝うなどした。人が結構多かったのもあって最後の方は見ずに部屋を出たのだけど、登壇者のSawaiさんとはDay 3のledsunさんの発表の後に3人でお話できたので良かった。ちょっとこの辺は後述します。

Lightning Talkのタイミングで大ホールを見ていたら人が溢れていたので、恒例の Array.compact をお願いして回る。最初なんか丁寧に言っていたけど、後ろからやってきたkakutaniさんがスゴい勢いで「Array.compact〜!!」って言っていたので、そうだそうだこういう感じだったと思いだして言って回る。

なんらかの飲み会で「Array.compact言ってたスタッフさんですよね?」って言われたのはちょっとウケましたが…w そういう意味では、今回ずっと帽子を被っていたのですが、帽子がある程度目印になっていたのか?などと思いました。京都サンガFCの帽子だったので、スポンサーブースで「甲府ファンなんですが、ウタカありがとうございます」という会話にも繋がりました。

そんなこんなで17時にはクラフトビールが解禁に。まつもとブルワリーは本当に最高のブルワリーの1つだと思っていて、そのラガーの限定醸造が飲めるなんて感動しました。皆さんの「ラガー」のイメージを見事にひっくり返してくれる仕上がりで流石まつブル!!!って思いました。最高だったな〜、また作ってくれないかな〜。

運営を手伝ってくれている会社の人がビールスゴい好きなんですよ〜って言ってたので、絶対に飲んだ方が良いですよと唆したりしていました。

オフィシャルパーティは久しぶりの大人数のパーティに圧倒されて人見知りを発揮してしまい、あんまり人の会話に突撃したりができなかったのが心残りだったので、ここからもっと会話していくぞと気持ちを高めた。高めたものの、FindyさんのDrinkupでもあまり会話に混ざれず0勝2敗で、1人で全然人の居ない店でラーメンを食べてホテルへ。

Day 2

モーニングでアベに行ったら噂通りRubyistがめっちゃ居た。みんな朝早くから活動していて偉い。

Day 2も引き続きトークを見たり会場をフラフラしたりしていた。

午前中はMartin先生のトークを見たり、sueさんのトークをHack Spaceで流すなどの対応をしていた。溢れたところで配信をどこで見てもらうかという話が無線で行われていたので、スポンサー調整も巻き取れるしなという役得*2を発動して、Hack Space で流すという対応をやりました。皆さん自主的に椅子などを動かして譲り合って見ていただけたので、大きな混乱などもなく乗り越えられたので、ここはちょっと良かったですね。こういうちょっとしたことを柔軟かつ瞬発力あるアイデアとスタッフの連携プレーで乗り越えるのはカンファレンススタッフの楽しいことの1つでもあると個人的には感じます*3

その後もトークを見たりウロウロしていると、Hack Space奥の芝生エリアでmiyagawaさんとMatzの2人がPodcastを録ってそうな様子に遭遇したりした。最初はKMCのSlackのrubykaigiチャンネルに流すだけにしていたら、スタッフたちの居るチャンネルにも流すと良いのではとsorahに唆され、流すとみんなソワソワしていて面白かった。こういうイベントが急に目の前で遭遇するのもリアルカンファレンスならではだな〜と思った。このときはリアルタイムで写真をインターネットには放流しなかったのだけど、furikaeri_rubykaigi で紹介したのでついでに放流しました。

このときの収録の様子はこちらで公開されている。よく聞くと芝生エリアの色々な声などが聞こえてくる。

miyagawaさんとrebuildファンの方が写真を撮る後ろでMatzがこっそりピースしていて面白かった。

せっかくHack SpaceでMatzに遭遇したので、makimotoさん達と順番にMatzと顔ハメ看板で写真撮影をした。僕がこれを撮りたいがためにHack Spaceに顔ハメ看板置いてるという説もあります。

Day 2のラストもメインホールでArray.compact活動。後ろから見た時に通路側がキレイに空いていて、Rubyistの皆さんはArray.compactがお上手。

この日はRIZAPさんのDrinkupへ。

炬燵さんと同じテーブルになったので、あれこれおしゃべりをした気がする。

RIZAPの方の仕込みが行われていて、サプライズで松田さんの誕生日を皆で祝う。

店を出たら、松田さんやyouchanさんなどと2次会に行く流れになったところ、目の前にKyoto.rbで会った人が居たので巻き込みに成功する。ジャズバーに行ったり、夜の松本城を撮影したりした。Pixel 7キレイに撮れるんだけど若干嘘っぽさもあるのが気になるなぁと思う。

松本城を見たあとは、交差点の角のところで角打ちスタイルでビールが飲めるお店があったので、そこで飲んでいた。野生の酔っ払ったJeremyが歩いてきたり、通りすがりの人に「ルビーの皆さん、明日も頑張って〜」と言われるなどの出来事があった気がする。

更にまだ行けるということで、そこで合流した人とも一緒にバーに行ったところ、会場に同僚というか弊社CTOのakiroomが居てちょいウケるなどした。松田さんと色々カンファレンスやコミュニティの話をして個人的に色々考えることがあったけど、ここに書くには若干エモすぎる気もするので省略します。npmとrubygemsの違いみたいな話もした気がする。これもちょっと別の機会があれば書くことにして省略します。

閉店間際の中華そば マルキ商店に駆け込んでラーメンを食べた。

松田さんが初めてフードバウチャーを利用する現場が発生した。本当にこれで払えて良いんですかみたいなことを言っていて面白かった。

Day 3

アベがこの日は7時半過ぎくらいに行くと行列が出来ていたので、会場近くの栞日というカフェでモーニングを食べた。会場に行く道沿いの道に面したテーブルで食べているとドンドンとスタッフを中心としたRubyistが前を通ったり、店に入ってきたりしてドンドン挨拶出来て便利だった。隣が今回カメラマンをして下さった方だったので、普段どういうカメラマンをされているのかだったり、RubyKaigiの感想だったりとかをお話するなどしつつ、時間になったので会場へ向かう。

この日の一発目はRuby Committers and The Worldだったので、Array.compact業やりに行くか〜とメインホールを眺めに行くと、人々が自主的に真ん中に詰めて座ってくれていて、3日間の成果を感じた。ありがとうございます!

今年もやはりand the worldは最高だったな〜、これを見るためにRubyKaigiに来ているまである。後ろにちょうど鳥井さんとお子さんたちが座られていて、ko1さんが映ったり話すたびにリアクションされていて可愛かった。sorahさんが暇アピールをしっかりやっていたので、関連情報を放流したりしていた。

asonasさんのブログで野良合同ランチの存在を知ったので、参加することにした。種村で蕎麦を食いながら色んな話が出来て面白かった。こういう仕組みを野良でやってもらえるのはありがたい。

僕は欲張りなので、蕎麦の食べ比べセットにさらに蕎麦の実雑炊を足した(定食に付いてて美味しそうだったので単品で頼んだ)。

午後は「Ruby vs Kickboxer」を見て、トークスタイルも内容も最高でめっちゃ良かったし、ledsunさんのトークの後に話しかけに前に行ったら、Day 1でwasmの話されていたSawaiさんと共にruby.wasmやブラウザの話をして盛り上がった。その結果k0kubunさんのトークを聞き逃しましたが、廊下でトーク後も無限に話せて最高に自分のモチベーションが上がりました。ありがとうございました。

ちょっとJavaScript方面のコミュニティとこの辺は上手く繋がるといい関係にというか情報交換が出来るんじゃないかな〜という気になったので、普段は一応JavaScriptをメインでやっている身としては何かアクションに繋げたいと思った。ちょっと考えます。(この辺の話はDay 2の章で省略したコミュニティの話とかと上手く昇華させたいと思っている)

p_ck_さんのRBSの話を見て、Helperとしての最後の大仕事、諸々の撤収作業へ。soutaroさんのKeynoteが終盤に向かうタイミングでHelper含むスタッフ一同が舞台裏に集合した。

舞台袖から見ているkakutaniさんの向こうにはClosingのスライドを作る松田さん。

会場端でClosingを見守りながら、タイミングになったらステージへ。Rubyistたちと無事に過ごせた喜びの表情を舞台上から見る、この景色最高なので、Helperなどで是非一度味わってみて欲しい。

その流れで壇上で次の会場の発表を見守った。

そしてまた残った撤収作業へ。

僕はRuby Music Mixin 2023の音出しなどがあったので、少し早めに抜けさせてもらって、会場へ。スタッフ控室でみんなで乾杯している写真や寄せ書きを見てエモい気持ちになったりした。

After Partyも少し見に行ったがめっちゃ人が居た。山雅ビールを飲んだ。

そこからRuby Music Mixin 2023へ。こっちの話は別の記事に既に書いているので、そちらを是非に。

Day 4

この日は13時半から亀岡のサンガスタジアムでvsセレッソ大阪戦をゴール裏で観るという予定になっていたので、ホテルでユニフォームに着替えて8時半くらいのしなので松本を脱出した。本当は観光などをもっとしたかったけど、これだけは仕方ない。僕はRubyistであると同時に京都サンガFCサポーターでもあるので…駅で偶然あんずさんやcobachieさんと挨拶できたのは良かった。お疲れ様でした。

その他の話題

「Helper業でサボる」

ぱすたけくんに「いかにHelper業でサボるか」というありがたいお話をいただいた

RubyKaigi 2023にHelper参加してきた - 感情的ドリル

僕は言葉が荒いので、「上手くサボる」とか自分を「Helperの中でも不良」などと表現してしまうのですが、ちょっと良い機会なので気持ちというか少し書き下しておきます。

初めてのHelperだと結構自分の与えられた役割を100%以上に熟そうと懸命に働いてくれます。そういった人たちのおかげでカンファレンスが成立しているので本当に感謝しかないのですが、一方で僕とかは遊撃っぽくフラフラしているので、もっと便利に呼び出して欲しいなと思っています。RubyKaigiは特にトランシーバーで全員とやり取りが出来るので、もっと気軽にヘルプだったりを投げてくれると、僕ももう少し忙しくなれて、他のHelperの皆さんにももっとトークを見たり交流したりしてもらえるのになとは感じています。それぞれの持場のチーム内でトークを調整したりするとは思いますが、一方でRubyKaigiどれも良いトークなので、みんなそれぞれ見に行きたいトークがあるみたいな時とかには是非頼ってみて欲しいな〜と思ったりします。

そういう感じで皆がお互いに上手く息を抜きながらHelperとしてやっていってもらえると良いなというのを「上手くサボる」として色んなところで話していました。Helper業が楽しかったというのは間違いないと思うんですが、一方でさらにそれに良いバランスで交流やトークを見てカンファレンス自体も楽しめるとより良い体験になると思います。スタッフが一番楽しんでいるのが、来場者にも伝わるはずで、カンファレンスの楽しさを横目に大変なことだけしていると徐々にカンファレンス自体も楽しくなくなってしまうかもしれないので、疲れたなとかってときは周りやトランシーバーを是非頼ってジャンジャンサボって息抜きして欲しいなというのが気持ちです。複数回のHelperを経験してきていたり、他のカンファレンスでも実行委員などをしている身としてこの辺はもう少しなんか初日や事前に上手く伝えられると良いのかもしれないな〜と思っています。

お客さんでいるのではなく、おもてなしをする側になりたいと思いました。つまり私は「RubyKaigiに対してお客さん以上の気持ちを持っている」って感じだったので、私は「RubyKaigi-ist」だったかもしれません

長野県松本市で開催されたRubyKaigi2023に、Helperとして参加した話 - Health comes first

僕もRubyKaigi-istであるな〜とこの記事を読んで非常に表現が腑に落ちたし、そうした人たちを増やしたり支えたりしたいな〜という意味ではRubyKaigi-ist-istを目指したいかもしれないなと思った。

misc

  • 魔王がトランシーバーで名乗る時に、最初の方は本名で名乗っていたのに、途中から気付いたら「魔王」になっていて、他の人々も自然と「魔王」呼びになっているのが面白かった。
    • 僕も初めてのHelperのときはトランシーバーでなかなか会話に参戦できなかったけど、1度話すことがあると慣れた気がするので、もっと隙を見ておもしろ通話はしていきたい(おもしろ通話発生すると、そこらかしこでスタッフが一斉に笑って吹き出すのもちょっと光景として面白い)
  • 会社の方では福岡以来のHack Space Sponsorをやることが出来た。福岡のときからチームもパワーアップして色々とパネルなども準備できて良かった。一方でホワイトボードやプロジェクターは置いておくだけでは活用されきってなかったので、もう少しコミュニケーション促進のために何が出来るかは考えたい。
  • 会社の人たちとRubyistとの交流をもう少しケアした方が良いのかどうなのかは若干の気になりポイントになりつつある。個人的には勝手に上手く混ざって欲しい(シャッフルランチなどをキッカケに上手く交流していた模様)し、僕自身は適当に流れで飲みに行ってるので、会社の人たちを呼び寄せるみたいなのもムズいしな〜みたいな感じ。まぁ杞憂である可能性もあるけど、ちょっとくらいはアテンドしても良いのかもしれない。そういう意味ではやっぱり自社主催のDrinkupを直前でも良いので建立するのが良さそうだなと思った。今回見ていると結構早くに情報が出て、椅子取りゲームに負けた人たちが大量に居たので、ギリギリに立てても集まるだろうなという実感は得たので。
  • 会期中はほぼ毎日何故かハッと起きるとアラームの1分前だった。そういうなんかがあるのか?
  • 今回事前にKyoto.rbで場を用意してもらって何人かとは事前に知り合えていたの少し便利だった。それキッカケでruby-jpのSlackにも入った。
  • 松本もっと観光したかった。今回はBACCAブルーイングとかに行き損ねたので、個人的に旅行などでリベンジしたい。ついでにサンプロ アルウィン松本山雅FCの試合も観たい…

次回の那覇も楽しみですね。今度こそ前後しっかり宿泊したい気持ちですが、こればっかりは僕の場合はJリーグの日程次第ですね……

なにはともあれ、今回のRubyKaigi 2023は最高でした。オーガナイザー陣、NOCチーム、Helperやその他運営テクニカルスタッフなどの皆さん、そして登壇者・参加者、スポンサー関係者の皆さんありがとうございました!!! 次回のRubyKaigi 2024まで、健康に気をつけつつ、NiceなRubyistで居続けましょう。僕も頑張ります。

*1:さらに言うと、しなのの席に座って発車を待っていたら隣に偶然同僚のhonchangがやってきたという出来事もありました

*2:僕が所属している会社がHack Spaceをやっていたのです。皆さんよろしくおねがいします。

*3:本当はトラブルなどは無いにこしたことはないのですが、まぁカンファレンスは生(なま)物なのである