ぱすたけ日記

日記っぽいのを書きます。

イラストレーター中村佑介氏の講演会に参加した。tsudaりのまとめ。

ある日大学生協にフラッと行ったら前売り券が売ってたので買ったから参加した。12時からだったから連日のオリンピック鑑賞の影響で怪しかったけど、ちゃんと12時に着いた。入り口から入る時入り口付近に中村佑介さん本人と司会進行役の柏木さんがいらっしゃった。

講演会の内容はずっとTwitterにメモしてたので、下にまとめておいたので見てもらえば大体の内容は分かると思うので、詳細は割愛していくつか面白かった点をピックアップして書いておきます。

まず開始早々、中村佑介さんは会場のプロジェクタの大きさにびっくりされてて、その画面を使って中村佑介さんの作品をざざっと本人が紹介してた。特にアジカンのマジックディスクのジャケットは凄くて、「この中の文字とかも書いてるんですよ」「この自販機の缶も1つずつ描いた」とサラッとめっちゃ細かい芸が詰まっていることが暴露されて、最終的には「全部印刷では潰れちゃう」という話だった。この話が全体を通して中村佑介さんの口から出てた「付加価値」なんだと思う。中村佑介さんはこのマジックディスクのジャケットの話の中で「iTunesに勝ちたかった」と仰っていて、こういう書き込みも含めてそういう熱意の現れなんだなぁと思った。あと、あの描き込み普通にめっちゃ細かくて元絵をPCで拡大して見せてもらったから分かったけど、普通には分からないと思うから凄く良かった。

マジックディスク

マジックディスク

あと、中村佑介さんは手書きでイラストワークをしてらっしゃるんですが、その証明(?)のために中村佑介さんの原画が各ブロックにいくつか配られて僕の元にも回ってきた。写真撮影可とのことだったので写真撮影しておいたので載せておきます。

中村佑介さんの考え方とか感覚みたいなのはユリイカ中村佑介特集とかを少し読んでたから知っていたけど本人の口から喩え話なども交えて聞くと改めて考えさせられるようなことがいっぱいあった。自分をプロの土台に乗せて客観的に比較することや、そもそも中村佑介さんはご自身の職業であるイラストレーションへの違和感みたいなのを語られていて、美術館でみんな黙りすぎてるとかそういう話を聞くと、なんというか中村佑介さんは真面目というかイラストレーションとかそういう芸術をちゃんと他のことと贔屓せずに比較して恐れないようにしようという姿勢みたいなものを感じた。

サイン会は参加券をゲットできなかったけど、サイン本はゲットしたからまぁOKってことにしておいた。

Twitter実況メモ

Twitterに書き忘れてたけど、この質問の回答は「子犬」でした。