ぱすたけ日記

日記っぽいのを書きます。

週末に観た映画: アニゴジ・リズと青い鳥・ミスミソウ

土曜日にアニゴジとリズと青い鳥、日曜日にミスミソウを観たのでその感想など。若干のネタバレを含む場合があります。

GODZILLA 決戦機動増殖都市

アニゴジ全3章の第2章。第1章はかなり微妙で厳しかったので第2章は劇場で観ずにNetflixで適当に観るので良いかと思っていたけど、虚淵玄がポスターの脚本表記から外されたりしていた*1ので何か変化があるのではと思ったのと、メカゴジラは観たい、あと若干時間があってちょうど良かったので観に行きました。

感想を箇条書きにします。

  • 第1章よりは圧倒的に良く出来てた。SFとしてもそこそこ楽しめたし、第1章ではなんかごちゃっとして見えた色々な種族に関しても対立や考えの相違などが描かれて楽しめた
  • メカゴジラを楽しみたい人はレディープレイヤー1を観ましょう
  • パンフレットのインタビューから、あれを「卒業」がテーマだと言うには若干無理があると思う。そういう卒業的な意志があってという展開には見えなかった。どちらかというと「離別」という印象。

リズと青い鳥

7回目。何度観ても冒頭のBGMを聴くと気が引き締まるし、2人や周囲の人々のやり取りを隅から隅まで眺めたいと思う。

ミスミソウ

ミスミソウ 完全版(上) (アクションコミックス)

ミスミソウ 完全版(上) (アクションコミックス)

ミスミソウ 完全版(下) (アクションコミックス)

ミスミソウ 完全版(下) (アクションコミックス)

出町座で『ミスミソウ』押切蓮介先生×内藤瑛亮監督トークイベント&サイン会があったので、これに合わせて友人と出町座で観ることにした。押切蓮介先生のサイン会、関西では意外と初だったので意気揚々と向かった。

トークショーは押切先生が京都競馬場でスッた話から、あの件があってまた関西にこういう形で来れるとはと言ったこと*2や、過去のオファーや原作立ち上げのきっかけや撮影中のエピソードなど盛りだくさんで良かった。いやー本当はもっと映画の核心ネタバレ有りで聞きたかったな(でも、結構色々オフレコっぽい話も聞けたので良かった)。

サイン会、事前に「このあと映画が始まるまで時間がないので、押切先生に描いて欲しいキャラがある人は2秒以内に伝えてください。2秒経つと強制的に春花になります」ということが伝えられていた。序盤はちゃんと「ミスミソウ」のキャラクターがリクエストされてたけど、後半になってハイスコアガールの大野さんがリクエストされて、押切先生が「おいおい勘弁してくれよ〜」って言いながら描いてくださっていた辺りから、徐々に色んな人が好き好きなキャラを言うようになり、「ミスミソウ」のカバー裏に先生が他作のキャラをどんどん描き、「ミスミソウ」のキャラが指定されると先生がほっとするという展開になっていた。

ハイスコアガール CONTINUE 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックスSUPER)

ハイスコアガール CONTINUE 1巻 (デジタル版ビッグガンガンコミックスSUPER)

その流れで僕より先だった一緒に来た友人が「先生の自画像」を要望し、僕も実は狙ってたのだが天丼になるので、『狭い世界のアイデンティティ』の新藤マホをお願いした。最初「新藤マホお願いします」と言ったら「誰だっけ」と先生が仰ったので、「狭い世界のアイデンティティの〜」と言ったところ通じて面白かった。

押切先生に『ミスミソウ』カバー裏に『狭い世界のアイデンティティ』の新藤マホを描いてもらった様子です!!!

狭い世界のアイデンティティー(1) (モーニング KC)

狭い世界のアイデンティティー(1) (モーニング KC)

映画はめちゃくちゃ良くて最高だった。最高だったのでそのおかげでめちゃくちゃ辛い気持ちになって帰り道はずっと余韻が凄かったし、これを書いている今も思い出してウッてなる。あれを映像で表現しきった内藤監督はスゴい。内容はショッキングだけど最後はスゴい綺麗でなるほど〜となった。演技も鬼気迫るものがあり、惹き込まれたし、その半面映像のグロさも直撃して目を何度も背けてしまった。本当に良い作品だったので、観てない人は是非。

*1:でもエンドロールの脚本には虚淵玄の名前が列んでましたね

*2:あの件の取り調べは大阪府警だった