この記事は 「子供」×「ネット」 Advent Calendar 2014 - Adventar の4日目の記事です。昨日、3日目の記事は チャレンジタブレット体験記 #safewebkids #adventcalendar2014 - ここはちょっと見せられない でした。
はてさて、id:hanazukinさんからお誘いを受けてこのアドベントカレンダーに臨むことにしたわけですが、僕ももう「子ども」という感じの年齢でもないし、パズドラもしてなければ、妖怪ウォッチもわからず、ポケモンは知らないポケモンが出てきてもとにかく強い技で倒して殿堂入りを果たしたりしているという感じの大学生になってしまっているわけです。
懐かしい響きを使うと「デジタルネイティブ世代」とか言われていた頃もあったりしたというのもあったりしたのですが、まぁそういうことも踏まえて「親世代」と「子ども世代」の中間ちょい子どもよりの僕のこれまでのインターネット感とかそういうのを当時話したり書いたりしたもの3本を取り上げながらそれを元に振り返ってみようかなと思います。
インターネット事始め
小学生の頃はCURURUとかそういうSNSやゲームの攻略サイトを主に見ていた。
中学生の頃くらいにYouTubeとかニコニコ動画とかを見るようになった。ちなみに『涼宮ハルヒの憂鬱』が放送されたのが2006年4月で僕がちょうど中学1年生の時だった。
そこからはまぁ色々動画を見たりとかしてたんだと思う。
Twitterを始めたのが2008年4月2日*1、それくらいの頃にWordpressを自分で動かしたりもし始めて、その数カ月後にははてなダイアリーに移ったりしてました。
それ以降は キューイチ世代 とかで同世代と知り合って今に至っているケースも侮れない。
2009年末 「デジタルネイティブ(笑)的 コミュニケーション」
これは前述の「きゅーいち世代」のメンバーでLT大会をした時の資料でした。
当時まだあんまりTwitterが一般的でなかった頃のお話です。いわゆる「プロフ」「ホムペ」が流行っていて連日のようにテレビでも話題になっていた頃に周囲の友人がどういう風にそれらを使っているのかに興味があって友達に聞いてもらったりレビューしてもらって書いたスライド。
個人的に今見てみてここが面白いと思った。
友人が使ってるから使っている「リアル」 ➔ Twitterとかはてなハイク2に友人が多ければ、 そっちを使ったかも・・・?
● 本名アカウントが多い – ホムペには平気で「プリクラ」載せたり、住所とかを掲載 している場合も!!!!!!!!!!!!
今だと当時の「mixi」「リアル」がそれぞれ「Facebook」や「Twitter」に移住したんだなぁふむふむという感じっぽい。確かに炎上したりしてるアカウント大体本名とか学校名がbioに書いてあってすぐバレるみたいなのよく見かける気がする。
本題とは少し逸れるけど、この資料公開してたら後日、当時ハマっていた*2「文化系トークラジオLife」のメインパーソナリティで社会学者の鈴木謙介氏が感想を書いていて少し嬉しかったという思い出があります。
RT @_h_japan: 非常に勉強になりましたw!! 社会学者におすすめ>http://www.slideshare.net/pastak/g91lt-2748111 (http://d.hatena.ne.jp/Pasta-K/20091228/1261961459経由)
— Kensuke SUZUKI (@kskszk) 2010, 2月 14
「子どもの創造的な利用法」を褒めそやす大人と、「知らんがな」とばかりに自由勝手に利用する当事者、というまるでカルスタにありがちな議論そのままの構図が反復される青少年ケータイ・ネットの世界のお話、ですかね。
— Kensuke SUZUKI (@kskszk) 2010, 2月 14
2012年秋「インターネットに押し寄せる「リアル」の波」
これまた「きゅーいち世代」関連で、そこで知り合った友人が文芸フリマで同人誌を出すので寄稿してくれないかと言われて書いたやつです。「Project AMNIS Vol.1」という同人誌でした。
内容としては前述のスライドをベースにそれから3年弱でスマートフォンなどが出てきてどう変わったのかということを書いていました。
この辺りから個人的な実感としてリアルとネットの住み分けが難しくなってきてそれをとにかく嫌がっていたという気分だったのでそれが全面に出た文章になっていました。
その時の全文を発見したのでGistに貼っておきました。
https://gist.github.com/pastak/47efb5ceaf46c144d93e
2013年冬 「最近のインターネットの最悪さについて」
これは京大マイコンクラブで冬コミに出した部誌に書いたコラムです。
これまでとは少し変わってかなり個人的な観測範囲へ感じることを書いたやつです。冒頭にも書いてありますがいわゆる愚痴でした。周囲には意外とウケてたので安心したやつです。
これも全文を公開することにしたので良ければどうぞ。最近のいわゆる「クソリプ問題」的な部分への言及をしているので、そういうのの先駆けなんじゃないかと勝手に思っています。
これも全文を貼っておくので良ければどうぞ。
https://drive.google.com/file/d/0B7grzLMEgNxzZjZkbjJZSlpjaGM/view?usp=sharing
まとめ
ただひたすら自分の過去に書いた文章へのリンクを並べただけになってしまいましたが、世代で括ると少し大げさな気がするので、まぁ僕自身が今までに感じてきたインターネット主にSNSへの所感を紹介しました。これから先子どもたちが大きくなった先のインターネットではどんなコミュニケーションの形があるのでしょうか。楽しいインターネットであることを願っています。
さて、「子供」×「ネット」 Advent Calendar 2014、明日は僕よりも更に若い黒林檎くん(@r00tapple)による「スマホアプリの危険性」です。セキュリティっぽいですね。乞うご期待!!!!
*1:https://twitter.com/pastak/status/781506576
*2:ハマっていたので京都でトークイベントスタッフをしてチャーリーを呼んだりした