- 作者: 西餅
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/07/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 西餅
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/07/23
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (9件) を見る
Kindle版はまだ出てないから読んでないけど2巻
- 作者: 西餅
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/10/23
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
最近、マンガの感想書くのサボってるの思い出した。
若手の会で『ハルロック』を紹介している人がいたのでKindleで買って読んだ感想を140字で書いたのがこれ。
電子工作マンガの『ハルロック』1巻を読んだんだけど、なんというか電子工作ブームの火付け役になるのは難しそうな気がした。主人公が電子工作を学んでいったり成長の部分がなくて、主人公がプログラミングも工作も出来て便利道具を作るからドラえもんを見ている気分になったというのが率直な感想です
— 志村喬 (@pastak) 2014, 9月 15
これを読んで電子工作を始めたいと思うのは難しい気がする。
主人公の女の子は幼い頃からドライバーを持っては色んなものを分解して遊んでたという設定が一番最初の冒頭で説明され、そこから高校時代の回想になり電子工作でタイマーを作る件があって、現在の大学生の時間の話になる。
タイマーの件は高校の部活の先生が色々教えてくれるという進行をするんだけど、それ以降は説明があっても主人公が友人や親にひたすら語るという描写になってる。その頃にはある問題に対する解答として電子工作で作られたガジェットが登場する。ドラえもんが四次元ポケットから出すかのように製作過程や考案過程みたいなのがすっ飛ばされて物と成果が示される感じ。
多別にブームの火付け役になろうとかそういう意図を持って描かれてるわけではないのかもしれないからアレだけど、例えば囲碁の火付け役になった『ヒカルの碁』や最近だとクイズ研究会を舞台にした『ナナマルサンバツ』とかだと、主人公は初め全く知識がない状態で始まる。そこに囲碁なりクイズなりに詳しい人物が現れて基本を学び、そこから徐々に成長していくストーリーというパターンが多いと思う。多分、読者の心理的にも初心者主人公の成長物語の方が感情移入がし易いし、作品の初期の段階で主人公と共にルールを学んだ気分を追走できるのも大きいと思う。
- 作者: ほったゆみ,小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/11/16
- メディア: Kindle版
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 杉基イクラ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (2件) を見る
『ハルロック』、1巻中には登場人物に『「電子工作を始めたい」と思っている初心者』なレギュラーキャラが出てこなかったように感じるんだけど、もしそういう出会いが描かれればそういう意味では良さそうという気がする。例えば『ちはやふる』は、主人公が好きな競技かるたを新入部員のかるた初心者に教えながら部として大会に出たりするという感じで進む。これでもさっきと同じ感じになって感情移入する対象が出来て読者的にはのめり込みやすい気がする。
- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
まぁグダグダ書いたけど、電子工作初心者としては『ハルロック』は感情移入する先が無くて不安という感じだったということです。
2巻も出たら読みたい。よろしくお願いします。