ぱすたけ日記

日記っぽいのを書きます。

「最近なんか良いの無い?」って会話になって人に薦めたマンガ(2023年2月)

読んだマンガを振り返ってちゃんと書くの大変なのだけど、会話の中だったり相手のことを知ってると「最近なんか良いの無い?」って会話になっても良い感じに紹介できるというのがあり、そういう会話の中で薦めた作品を貼っておきます。最近の好きな作品を3作品くらいあげてくれたり、パーソナリティとかが分かればオススメ出来るなというのがあるので、オススメされたい人はそういう情報を何かで添えるか呑み誘うかしてください。

ガクサン

実在する学習参考書を題材にした作品。受験生やってた頃とかに学習参考書を読み比べたりするの好きだったので分かる〜って思いながら読んでいる。

瑠璃の宝石

話も絵も良いし、知識も溜まってお得。

ザッケン!

そういう知識の関連でいくと、『ザッケン!』も外せない。雑草についての雑学が中心だけど、『スキップとローファー』の美津未みたいな人をドンドン巻き込んでいくパワーがドクダミちゃんにはあって良い読後感で読み続けられている。

お姉さまと巨人 お嬢さまが異世界転生

タイトルだけ見ると趣味性が強いけど、"姉妹"の絆や異世界転生やジョブなど色々なものが混ざりあってしっかりした世界観が構築されていて読み応えもすごいある。

メダリスト

全人類が読んでいると思ってたんですが、どうやら読んでない人もいるようなので紹介しておきます。もう最近は毎話ヤバくて泣いてます。

絢爛たるグランドセーヌ

こっちも相変わらずめっちゃ熱くて泣く……

またのお越しを

おざわゆき先生の作品を読んでいると勢い良く前に進む中のワクワク感がしっかり伝わってきて、チャレンジしようという気持ちになる。

あかのたち

最近は少女漫画読む冊数減ったのだけど、これは面白そうだな〜と思っていて2巻でのストーリの転び方に注視している。

白山と三田さん

2巻くらいで読むの止まってたんだけど、ふと思い立って1巻から全部読み直したら止まらなくなった。こういうテンポ感の作品が好きなんだなと最近自覚してきた。

税金で買った本

コミックDAYSで毎週楽しみに読んでる。

番外編: 黒岩メダカに私の可愛いが通じない

これは他とは逆で知人に読めと説得されて読んだら面白かったラブコメです。

Kyoto.js 18 を開催しました

開催から2週間が経ってしまいましたが、2023年2月3日にKyoto.js 18を開催しました。開催レポートというよりは個人的な振り返りを。

今回のKyoto.jsは通算で18回目の開催で、前回が2020年1月11日だったので、3年ぶりの開催になりました。会場は復活1回目ということで諸々のコントロールが自分で効かせられる株式会社Helpfeelの京都オフィスで開催しました。

まずは、とにかくKyoto.jsを復活させられて、久しぶりに参加者の皆さんと会って、JSやWebや色んな話をする時間を作れたのが本当に嬉しかったです。

3年ぶりのKyoto.js現地参加者の皆さん

久しぶりの開催だったので、どうなるかとドキドキだったのですが、connpassのイベントページを公開した途端にすぐにオフライン参加枠が埋まってしまって、多くの人たちに楽しみにしてもらえていたのだなと思いました。一方で、その結果来場してもらえなかった方も居て申し訳なかったです。正直、ここまでになると思ってませんでした。本当にありがたい悲鳴ってやつです。

なので、急遽オンライン配信もやることにしました。あんまりYouTube Liveってやったことがなかったので、Kyoto.jsのYouTubeチャンネルは作っていたんですが、どうやら配信するには1日前に機能を有効にする必要があることを開始30分前に気付いたので、今回は個人のアカウントで配信をしました。

仕事だとあんまり頑張りたくない配信ですが、今回は趣味なので、ワイヤレスマイクをミキサーに繋いでOBSに入れたり、OBSにカメラ映像を飛ばせるAndroidアプリを入れた端末を用意したり、家で使ってるHDMIキャプチャを持ってきて登壇者の画面を取り込んだりして配信画面を作りました。途中会場のWi-Fiが繋がらなくなって配信が途切れることもありましたが、それ以外は概ね画面などもしっかり見てもらえたのではないかと思っています。

登壇では最近取り組んだWebExtensionもMV3脱出の過程で直面したbackground scriptの扱いのブラウザ間の差異についてお話しました。

本当はもう少し素朴なMV3移行の話をするつもりだったんですが、あれこれ調べているうちにこういう感じになりました。まぁKyoto.jsなら良いでしょうということですね。

その他の皆さんも個性的で技術的な面白い話をしてくれていて、「あー、Kyoto.jsだな〜」って思いました。

その他の個人的な振り返り

良かったこと

  • とにかく開催できた!
    • みんな楽しそうだった(と僕は感じました!!!)
  • はじめましての人とも話せた
    • 3年ぶりなのに見つけて来てくれるの嬉しい!!
  • 次回以降の会場貸しますよという話ももらえたので、続けられそう!

改善したいこと

  • ピザのサイズむずかった
  • 質疑応答あった方が良い?
    • これどうなんだろ、なんか意見あったらください
    • Slidoとかにして、懇親フェイズにQ&Aやるとかでも良いかもと思ったので、次回はそういうのやってみるか
  • 今回は自社だったので、買い出しとか適当に手伝ってもらったけど、なんかそういうのは一覧化しておくと良さそう

オーガナイザーを引き継ぐということで、今回から主催をやっていきますが、皆さんの支えがあって、皆さんと一緒に作っていくのがKyoto.jsだと思っているので、是非これからも一緒にKyoto.jsを盛り上げてもらえたら嬉しいです!!

amagiさんがオーガナイザーの証?としてKyoto.jsのロゴの実物を作ってきてくれました!

自分の中ではとにもかくにも開催できたことが本当に良かったし、あとは続けていければオールオッケーって気持ちです!ですが、今回は僕自身も久しぶりのオフラインのイベントということで、不手際とかがあったりしたらすいませんでした。是非何かあれば改善したいので、教えてもらえればと思っています。改善もしていきたい。

次回はGW明けで梅雨になる前とかに出来たら良いな〜って思ってます!!!!

イカれてないトークでも初心者の方でも歓迎で、その辺はフラットかつオープンに、そして数少ない関西のJS系のコミュニティだと思うので、引き続きハブになれるようにやっていきたいと思うので、みんな来てくれよな!!

京都ではあんまりJSのイベントがないので、Kyoto.jsがハブとしての役割を果たせると理想なんだよな

Kyoto.js 17を開催しました - マルシテイア

YAPC::Kyoto 2023で話します! そしてチケットを今すぐに購入しましょう!!

YAPC::Kyoto 2023の採択トークが決まったようですね。面白そうなトークが沢山あってすごいですね。

blog.yapcjapan.org

私のトークも採択されました。ありがてぇ!

こういう話をします。

Perl Mongerの皆さんもウェブアプリケーション開発を行う上で切っても切り離せないものの1つがJavaScriptかと思います。皆さんも聞き馴染みがあるであろうESLintやBabelやWebpack、esbuildやPrettierやTypeScriptなどなどあらゆるJavaScript関連のツールは内部的にJavaScriptのASTを操作し、それらを組み合わせることで成果物を生成しています。

このトークではJavaScript(ECMAScript)を扱う上でのASTの概要について紹介した後に、実際にハンズオン形式でASTを利用したJavaScriptソースコードの変換や生成の片鱗を体験していただけるような構成になる予定です。

ESLintプラグインのライブコーディングでもやろうかと思っているんですが、ESLint自体のコンテキストとかが入ってくるので、もう少しライトにするかもしれません。これから考えます。20分の予定なので、ASTの詳細とかはやらないつもりです。

チケットを買ってくれ

それはそうとして、そんなYAPC::Kyoto 2023ですがチケット販売が今月1月の31日までとなっています。

passmarket.yahoo.co.jp

今月中にチケットを買わないと参加ができないのです! 今、まさにこの瞬間、すぐに買いましょう!!!!!

買いましたか? 買いましたね。それでは会場でお会いいたしましょう!

私は京都に生まれ、そして今も住んでいるので、地元で YAPC を開催することができて感動しています!!今そしてコアスタッフとして諸々盛り上げ企画を考えている真っ最中なので、皆さん歓迎されに来てください!!今はこれについて考えています!!

前々夜祭の金曜日も多分暇なので、機運合ったら誘ってください

オマージュ元

onk.hatenablog.jp

1月〜3月中にpastakさんが見れるイベント情報まとめ(2023年1月26日)

なんかオフラインイベントが一気に再開しつつあってイベント情報が沢山あって、諸々RTしたりしているんだけど、ブログ記事にまとめておきます。友だちや親戚や同僚を誘って会いに来てください。日程が近い順から紹介します。

2023/01/31(火) Scrapbox Drinkup #12 RETURNS

久しぶりにScrapbox Drinkupをやることになりました。以前に参加者として来てくれていたsawachinが入社した結果、機運が高まって再開しました。今回も司会やらをやってくれと言われているので、酒を飲んだり司会をしたりする予定です。会場は渋谷です。よろしくおねがいします。

2023/02/03(金) Kyoto.js 18

去年くらいから機会があればオフラインで復活させたいと思ってたので、遂に復活させられて嬉しい。想いとかはここにも書きましたので、そっちを読んでください。

ちょっとほぼ満席なので、もう入れない可能性が高いです。すいません!!!

2023/02/10(金) Helpfeel Tech Hour vol.1 「計測編」

ここまでは復活という感じだったんですが、ついでに新企画も立ち上げました。Helpfeel Tech Hourという株式会社Helpfeelのエンジニア向け勉強会です。初回のテーマをちょっと攻めすぎたのか参加者があんまり集まってないので、皆さんよろしくおねがいします!!結構良いトークが聞けるんじゃないかと思っております。ここでも多分進行役をやるかと思います。

2023/03/19 YAPC::Kyoto 2023

YAPC::Kyoto 2020のリブートです。今回もコアスタッフとして企画考えたりとかなんとかやってます。トークも応募しているので、登壇もあるかもしれませんが、今のところそれが無くとも、ゲスト対談のファシリテーションをやったりはする予定です。あと、前日が土曜日なので公式で何か前夜祭的なイベントを昼なり夜なりに出来ないかというアイデアも練ってるので、その辺でもなんかやるかと思います。現在絶賛チケット発売中なので皆さん買ってください!!!!

Kyoto.js 3年ぶりにやります!!!! / Kyoto.jsの主催を引き継いでいきます

自分がホームだなと思うコミュニティはありがたいことにいくつかあるけど、Kyoto.jsはその中でも好き度が高いコミュニティの1つだ。まぁ自分がそもそもJavaScript書くことを中心に仕事としてやっているということもあるけど、Kyoto.jsは.jsと名乗りながらも、JavaScriptやWebに留まらず色々な技術的な話題を面白ければOKということで受け入れていて、主催の id:amagitakayosi さんを中心に、参加者の皆さんが色々なものを持ち込んで披露してくれて、それをみんなで面白がりながら過ごせるというところが好き。

そういう場所を共有して続けていくためには、顔を合わせることって素朴だけど重要なことなんだなって思わずには居られない3年間でした。まだ気軽に誰もが安心して顔を合わせることが出来るわけではないとは思いますが、それでもあの頃のような場所を取り戻すためにKyoto.jsをオフラインで絶対にまたやりたいと思っていました。

そんな中で id:amagitakayosi さんとも会話して、Kyoto.jsの主催を引き継いでいくことになりました。

amagiさん達が育ててくれたKyoto.jsをまたこれからも皆さんと一緒に続けられていければと思っています。よろしくおねがいします!!

というわけで、Kyoto.js 18を2023年2月3日(金)の夜に株式会社Helpfeelのオフィスで開催します!!

久しぶりなのでトーク枠の感じとかなんか多すぎたか?という気もしてるんですが、それくらい皆さんのトークが聞きたいということで、ここは一つ。お久しぶりですの方もはじめましての方も、3年ぶりのKyoto.jsで、JavaScriptの話やWebの話、皆さんの近況など是非聞かせてください!!!楽しみにしています!!

アウトプットと主体性

今年立ち上げた企画・イベントの振り返り3連発 - Helpfeel Developers' Blog とかを書いているように最近は会社の特に技術的なアウトプットの促進にある程度の力を割いている。これは僕自身がカンファレンスなどに関わっているのと同様に、そういった場を作っていくことで社のアウトプットが増えるのは良いことだと思っているのと、且つそういう仕組みを考えたり実行するのが個人的な興味や趣味の対象であるというのもある。例えば、それぞれの大きい流れだったり演出だったり、裏側の配信の仕組みだったりを考えるのが好きでそれがパチっとハマったり上手くいったときは嬉しい。そういう癖があるので、アウトプットを促進するためだったら、Nota Tech Conf 2022 Springの"全員登壇"を支えた技術 - Helpfeel Developers' Blogのような支援手段を考えることもめちゃくちゃ面白いと思っているし、どんどん頼って欲しいと思っている。

(で、ここからは一般論かつポエムとして読んで欲しいんですが……)

もちろん、こういう活動はある程度そういうニーズとの兼ね合いも重要だと思っている。そういう視点で考えると、企業としては技術的なアウトプットが増えると社の技術的なプレゼンスを出していくことに繋がるので、その辺はある程度推進していきたいという気持ちは当然あるだろうと思う。人事・採用的なチームとしても採用の機会を増やすためにはアウトプットを増やしていって、候補者となるような母集団とのチャネルを開拓して繋いでいくことは希望しているし、彼らのやりたいことの1つでもあると思う。実際に僕も前述のような活動は主に採用チームの支援を受けながら共に行っていることが多い。

一方でアウトプットをすることを実際に実行するのはエンジニア組織である。こういった時に、エンジニア組織は「プロダクト開発」という大きなタスクとの天秤に掛けることになる。ここでバランスを上手く取れれば良いが、多くのエンジニア組織は目の前の「プロダクト開発」を行い、締め切りまでに何かをリリースしたり、KPIを達成したり、スプリントゴールを目指したりしていて、その中にブログの執筆であったり、イベントの登壇などの「アウトプット活動」が存在していないことが多々ある。この結果、「アウトプット活動」はそれらが全て「割り込み」になってしまっているのではないかと思っている。「割り込み」はその瞬間の優先度は最高である(ことが多い)一方で常々には考えないで良いはずのもので、「アウトプット活動」がそういった対象になってしまってないか。

「アウトプット活動」がエンジニア組織のものになっていない結果、採用であったりPRであったりから、「割り込みタスク」として「アウトプット活動」がやってきてしまう。そうしないとエンジニア組織についてのアウトプットが生まれないからである。そうしたアウトプットは楽しくないと思う。話す内容は会社のPRの都合であったり、採用の都合であったりで決定されてしまう。その与えられたテーマに対して捻り出して捻り出す様は見ていて辛いものがあるし、そんなに辛いならもう良いよ…って思うこともある。個人的にはアウトプットは楽しいものであって欲しいし、そうして生まれたアウトプットは読んでいる方にとっても楽しいものになることが多いと思う。楽しい気持ちは伝播する。

「アウトプット活動」の一歩目はエンジニア組織の側にあって欲しいと思う。つまりはエンジニア組織に「アウトプット活動」に対する主体性があるという状態。エンジニア組織にアウトプットの主体性があれば、エンジニア組織の「XXXXについてアウトプットしたい」という気持ちからブログ記事が生まれたり、登壇で楽しく話すことが出来たり、それを載せるのに最適なメディアをPRチームが探してきてくれたりすると思う。そういう場を準備して欲しいとなれば、技術を売りにしている会社だったらサポートを得ることは難しくないだろう。自分たちが出したい「アウトプット活動」を出していって、それが世の中にもちゃんと受け入れられて承認される体験は非常に楽しいものであると思うので、そういったものに浸っていって欲しい。そういうことを目指していけると、自然とアウトプットのクオリティも読む人のことを考えて上がっていくだろうし、気の利いたものになっていくと思う。良いPDCAも回せるだろう。

承認を求めるまくる人のことを承認欲求モンスターと呼んで嘲笑するのがあるけど、どんどん目指していったら良いと思う。ちゃんと承認されるようなアウトプットをドンドン出せる人は偉いっすよ……

そうやって「アウトプット活動」が上手く自分たちの主体性で動かせるようになっていくと、これが「割り込み」になることも無くなるし、クオリティも上がり、もちろん「アウトプット活動」が活発ということはそのエンジニア組織の体外的なプレゼンスが上がるのは勿論、エンジニア個々人としてのプレゼンスも上がり、市場価値が上がり、あわよくば給料が上がるはず。こういったことは勿論、採用にも効果的であることは言わずもがなであると思う。

まぁでも「アウトプット活動」を主体性持ってやるのまずは何からやったら良いんすかね。ブログ記事に出来そうなネタをブレストする?みんなで推薦し合う?もし今手元に引き寄せられてない「アウトプット活動」があるならそれをまずはエンジニア組織に引き寄せると良いんですかね?この辺はよく分かりませんが、なんかあるんだと思います。なんか良い方法とかあったらブコメとかに書いておいてください。

「プロダクト開発」はエンジニア組織の目の前に常にあるものではあるが、目の前にあり、立ち向かう必要があることはそれだけではないはず。これを方便に「アウトプット活動」が上手くなされていないこともありそうというのを感じているままに書きました。

次回予告: 「プロダクト開発」と「開発者体験」