ぱすたけ日記

日記っぽいのを書きます。

Music.app(旧iTunes)のライブラリを外付けHDDに移行した

ググってもiTunes時代の話ばっかり出てくるのでブログに書いておきます。

iTunes時代からずっと使ってきたライブラリが230GBほどに育っていて、今使っているMBPが500GBモデルなので約半分近くを消費していた。そろそろリモート時代に突入したこともあるし、たまに出社しているけどそういうときはiPadなりでAppleMusic経由で聴けば良いと思い、外付けHDDに逃がそうと思った。

まず Music.app 外付けHDD 移行とかで検索すると、Googleが気を利かしてiTunesと読み替えてくれて古代の話が大量に出てくる。更新期間を1年とかにしても古代のiTunesのスクショのサイトが出てくるので、とにかくそういうのは無視する。大体以下のような操作を勧めてくる。

  • Option+クリックで開くと「ライブラリを選択」と出るので、iTunes Library.itlを選択すればOK

これを信じてやると皆さんご存知の通り、iTunes Library.itliTunes.app時代のデータしかないので、大体2018年くらいまでのファイルしか発見されない。

よくよく考えてみると、iTunesからMusic.appに強制的に引っ越させられたときにライブラリもMusic Library.musiclibraryに移行しているはずというのを思い出した。

というわけで、/User/*****/Music/Music Library.musiclibrary/Volume/*****/Music/Music Library.musiclibraryに設置して、これをダブルクリックなどするとMusic.appが立ち上がる。その後、環境設定 > ファイル > ミュージックメディアファイルの場所 > 変更から外付けHDDのiTunes Mediaディレクトリを選択すれば移行に成功した。

Kindleの購入内容確認メールの変更でGmailを経由した自動化が出来なくなって困ってる

2年以上に渡って、Kindleの購入履歴をGoogle App Scriptを使ってGmail経由で取得してSpreadsheetに書き込む仕組みを動かしていた。

HTMLメールを気合でパースして、ASINや作品名や購入時の価格を記録して暮らしていた。選択した行からはてなブログ用に貼り付ける文言の生成とかもやってるので、これが無いとこういうブログも書けない。

そんな中、7月下旬にある日メールの様子が変わった……

テキストメールに変更してみるも特に状況は変わらず。

Amazonの購入履歴をブラウザで開いて、適当なスニペットを実行すれば良いというのはそうであったが、購入履歴ページだけだと内訳が分からないのであった。

メール内からのリンクを踏むと毎回ログインさせられていたけど、購入履歴ページからのリクエストだとそのまま200でHTMLが返ってくることに気付いたので、購入履歴ページからfetchで詳細ページのHTML取得して、メール用のパーサーに手を加えて加工して、TSVにするというのをやった。

まぁ1回ログインするとその後数分はログイン無しで行けるのでまぁまぁ使えるようにはなった。とりあえず僕がもともとからSpreadsheetに書き込んでいた

  • 注文ID
  • 購入日
  • タイトル
  • URL
  • ASIN
  • 価格

は全部取れるようになった。

言い訳をしておくと、GASがV8じゃない時代に書いたコードを使いまわしているので、もう少し諸々キレイにしたりは出来そう。一旦は動いてるのでヨシ。というわけでサイドバーの「最近買ったマンガ」のコーナーも更新されるようになりました

残りとしては

  • これをTampermonkeyとかで呼び出しやすくする
  • GASでWeb APIを作って、TSVをPOSTすると書き込めるようにする

とかするとまぁまぁ暮らしに1日1回押すボタンが増えるくらいで耐えられそう。なんか良いソリューション他にもあったら教えて下さい。

部屋の様子

色々あって先日引っ越した結果、自室という概念が登場したのでちょっとずつ暮らせるように整えていっている。この連休に突入する前までクーラーが壊れていてまともに人間が存在できる空間ではなかったので、まだほとんど過ごしてないので勘で揃えているので、暮らし始めると買い足したり捨てたりしそうではある。

ディスプレイはHPの27fを楽天お買い物マラソンとHPの店長誕生日セールの組み合わせで10%オフ+30%ポイント還元で買った。

ちゃんと4Kも出るので基本的には満足しているけど、音声出力が無いので、これに因って後々困ることになるのであった……

で、これまではリビングにAmazon Echoとテレビに挿したFireTVで暮らしていたけど、それらは引き続きリビングで使いたいということだったので、この辺は事前にAmazonのPrime DayでEcho dotとFireTV 4Kを買っておいていたので良かった。

ここでFireTVを繋ぐことを考えたときにふと気付いた。これディスプレイから音が出ないなら、どうやってFireTVのコンテンツの音を聞くんだ?と。

で、なんかググっているとどうやらHDMIから音声と映像を分離してくれるグッズがこの世にはあるようだった。さらに調べているとどうやら複数入力複数出力なんてのもあるようだった。

というわけで、出力先は1つで良いけど入力はまぁまぁ欲しいということで4つあるやつを買った。

で、Nintendo Switchを繋いでみたところ音が出たのでよしよしと思ったのだけど、FireTVからは何故か音が出ないので、テクニカルサポートに問い合わせたりした。色々FireTVの設定を変えたりしてみるも音が出なかったので、今のところBluetoothで繋いで音を聞いている。まぁこれでも良いかと思いつつも毎回ちまちまBluetoothメニューに行くのが面倒なので、なんとか解決されたい…

あとは先日に会社の人から譲ってもらったレコードプレーヤーの出力と↑の出力を前から転がってたが特に活躍の機会がなかったMACKIEのMIX8に入れたりして、それをこれまた転がっていたスピーカーに繋いだりした。

後々はきっとここから身内向けのDJ配信などもやることになると思っているので、MIX8の出力をオーディオインターフェースに食わせたりして置いてある(けど、まだ試してないので、ちゃんと音が入るかとかは不明。まぁどうなっても音が入らないことはないと思うが…)

で、そんなこんなで準備を整えていたら、オリンピックが迫ってきて、しかもあれこれが起きて、俄然と開会式が楽しみになったので、勢いで4Kチューナーを買って繋いだ。

こんなので良いのかという感じだけど、5000円弱の激安チューナーを買ったところちゃんと動いているし、特に困っていることもないのでスゴい。今のところこれでBS4Kでオリンピック観たり録画したり出来てます。近々ぶっ壊れたりしたらまたお知らせしますね。

今のところCDをリッピングするためのドライブをどこに入れたか思い出せない結果、CDは届くも聞けない日々が続いているので、レコードプレーヤーが主な音源として活躍している。

レコードプレーヤーは凄くて、レコードを置いて針を落とすと音が鳴って便利。買って届いたやつもすぐに聞ける。リッピングして、CDDB問い合わせてとか要らないので素早い。ということに気付いたので、CDプレイヤーも欲しいなとなってきている。CDコンポみたいなのを買えば良いのか?いや、でもサブスクに入っているのだから、オーディオインターフェースiPad Proを繋いでおけば配信で無限の音を鳴らせるという気もする。たしかにね。この辺は要検討ですね。でも、ここを書いている間に、まぁ普通にiPad Proとかから鳴らすとApple Musicのハイレゾになるので良さそうな気がしてきました。

あとは先日映画館に行ってモルカーを観たときにデスクマットを買ったり、100均に行って、ケーブル整理グッズやちょっとした棚っぽいものやカゴなどを買ってきた状態。

今は自室にまだまともな椅子が無い、何故かWi-Fiが妙に弱いなどの話題はありますが、こういう感じで人生初の自室にグッズを整え始めているという話でした。ちなみに諸事情があり近日中にもう1度引っ越す予定です。その辺はなんかクローズドなところで聞いてください…

4Kチューナーは別のものに替えたりしたので新しい記事も書きました。

2021年上半期の良かった新作マンガ

f:id:Pasta-K:20210709204623p:plain今年は毎月のまとめをまったくやらなくなったので、せめて半期の振り返りくらいはやっておこうと思い、取り急ぎKindle購入履歴Spreadsheetから良かった作品リストを生成したので貼っておきます。コメントは適宜書いていきます。

レギュレーションはこれです

  • 2021年になってから発売された1巻
    • ナンバリングの無い短編集なども可
  • 同じ"良かった度"の中は順不同です
    • Spreadsheetでランダムに並び替えを3回くらいやった結果です

良かった度 ☆☆☆

スポットライト(1) (アフタヌーンコミックス)

2巻の「自分のためだった」からの「会話がしたい」とか「勝つのはオンリーワンじゃなくてナンバーワン」とか登場人物たちがやり取りの中で自分の行動を省みるのが凄い良くて、なんか身をつまされる思いになったので、2巻まで読んでください。

アンリの靴 第1巻 (HARTA COMIX)

アンリの人柄、周囲の人々の良さが絵の優しい雰囲気をまといながらもしっかりしたお仕事モノとしての情熱もある。2巻以降のアンリに関する紐解きの展開が楽しみな作品。

ブランクスペース(1)

『春と盆暗』の熊倉献先生の新作は連載が始まったときから単行本を待っていたので出て嬉しい。ゆるい絵柄や心理描写の細やかさからのしっかりしたSFチックな設定と物語で、連載がどう続くか楽しみ。

百合に挟まれて、エスパー! (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

突然心の声を“百合だけ”受信する能力を得た、落ちこぼれエスパーが友人2人の百合を成就させようとする1巻完結。設定を生かした勢いの良さと、ちょっとそこそこ異常な登場人物たちに一気に読み抜けられる面白さがあって良かった。ペンネーム花園百合ながめ丸師匠も最高。

ピーチクアワビ : 1 (アクションコミックス)

AV業界を舞台にした青春群像劇。AV業界を舞台にした女性主人公の作品ということでイロモノ感があるけど、読んでみるとそんなことはなくて、創作を通じた苦労や葛藤がしっかり描かれています。岩田ユキ先生の独特の絵柄でいやらしさもないが、テンポや魅せ方はスゴい良い。キャラクターの勢いや迫力も伝わってくる。2巻でキナコがどういうAVを撮るのか期待。

うそつきアンドロイド 1 (少年チャンピオン・コミックス)

絵柄はなんというか『Twitterの覇者である阿東里枝』というアオリの通り、若干狙ってる感が常に否めないけど、主人公が好きな人の気を引くために自らアンドロイドとうそをつくという設定とそれを実現するためのめちゃくちゃな工作、それを信じる周囲のリアクションは面白い。

良かった度 ☆☆

転がる姉弟(1)

水曜姉弟(1) (パルシィコミックス)

メインの姉弟が徐々に関係性を構築していく物語も良いのだけど、2人が距離を詰めるために一緒に作る一緒に料理とそれに合わせたお酒に似たノンアルコール飲料(モクテル)が美味しそうなのがとにかく良い。

命がけでもたりないのさ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

eスポーツモノも色々出てきたけど、まだ免許が取れないのでゲームの中でGT-Rに乗ってみるという女子高生を主人公にした作品。部活モノとして王道的にいけるかな〜と思っていたけど、2巻で終わってしまって残念だった……

一人暮らし、熱を出す。恋を知る。 1 (MFC キューンシリーズ)

だぶるぶる -Double Bull- 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)

ダーツ、以前は飲みに行った後に半年に1回くらいラウンドワンでやったりしてたけど、このマンガを読んで投げ方とかを学んだ。ちょっと興味が出てきたので、もう少し活動可能になったら調査したい気もしている。良かったので、3巻くらいまでは続いて部活設立成功から成長を見たいな〜と思った。一方で、こういう部活設立を目指すやつ、このペースで集めていくと3巻くらいで俺たたエンドになりそうでいつもビクビクする。頑張って欲しいので、みなさんも買って読んで応援してください。

バレてる!カクテルナイト(1) (アフタヌーンコミックス)

「i・ショウジョ」の高山としのり先生にはやっぱりラブコメを描いていて欲しいので、新作はアフタヌーンでラブコメなのでありがたい。ひたすら男装ヒロインと主人公がバレバレな秘密を隠すドタバタラブコメで最高です。

良かった度 ☆

イマジナリー 1 (楽園コミックス)

THIS IS IT! 制作進行東雲次郎(1) (角川コミックス・エース)

瓜を破る 1巻 (ラバココミックス)

フードコートで、また明日。 (カドカワデジタルコミックス)

おれの星に手を出すな! (1)【特典ペーパー付き】 (バンブーコミックス)

レトロな絵柄とレトロなギャグ演出それにSFな設定と盛りだくさんで読み応えはすごい良かった。一方で、ストーリアダッシュで連載中なのだけど、2020年末から更新されていなくて、さらにこの1巻も2017年1月末のまんがライフSTORIAの開始から4年掛かっての単行本なので、2巻が気になっている身からすると次が読めるのはいつなのかという不安がある…

あんじゅう 1 (楽園コミックス)

シャドークロス 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

その他の良かった作品

18 エイティーン 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

渇望する果実 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

レモンエロウ(1) (ヤングマガジンコミックス)

世田谷イチ古い洋館の家主になる 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

人類を滅亡させてはいけません 1 (ヤングアニマルコミックス)

ドタバタコメディかと思いきや子育てものに通じるような描写もあって、一切退屈することの無い1巻で凄い良かった。

おとなりの天涯(1) (電撃コミックスNEXT)

教室の片隅で青春がはじまる (ビームコミックス)

三千世界を弔って 1巻 (ブレイドコミックス)

私を喰べたい、ひとでなし 1 (電撃コミックスNEXT)

マルジナルテイラ(1)

マグロ少女 1巻【電子特典付き】: バンチコミックス

最果て寮のベネトナシュ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

クプルムの花嫁 1 (HARTA COMIX)

ガールクラッシュ 1巻(コミックニコラ)

ダイロクセンス(1) (週刊少年マガジンコミックス)

僕の未来は魔女の中 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

いいからしばらく黙ってろ! 1 (BRIDGE COMICS)

恋、ヒトゴトに及ぶ (ヤングキングコミックス)

恋ディストピア 1 (楽園コミックス)

かいじゅう色の島(1) (ドラゴンコミックスエイジ)

土曜日のランチメイト 1巻

【追記あり】「京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイト」のよくあるお問合せをHTML化しました

追記 2021/05/31 22:45

京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイト内の「よくあるお問合せ」が19時頃に更新されていて、PDFの項目が増えると共に元のExcelファイルも公開されていました!!素晴らしい!!!!!

追記 2021/05/21 09:15

今朝、京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイト内の「よくあるお問合せ」のPDFファイルの中身が差し替わっていて、全てを画像化したPDFから文字列が埋め込まれたPDFに変更されていました。

ちゃんとファイルサイズなども小さくなっていてめでたいですね。

もとより京都市の公式PDFが改善されたら閉じるつもりだったので、以下で紹介している成果物も閉める予定です。

要約

出来事について

京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイトというウェブサイトがあります。京都市での新型コロナワクチン接種について分かるウェブサイトということになっているそうです。

このウェブサイトがvaccines-kyoto-city.jpでそもそもlg.jpじゃなくて.jpなのからしてまぁあれなのですが、最近は政府の諸々でもgo.jp使わないパターンとかもあるので、これについては諦めるとします。

本題はこのウェブサイトの中にある「よくあるお問合せについて」という部分です。ここのリンク先を押すとPDFに飛びます。「あ〜〜PDFか〜〜」と思うと思うんですが、さらにそのPDFはなんと全部表が画像なので、ページ内検索やコピペも何も出来ないのです。しかも項目が120個以上あります。

個人的にはそもそもPDFにするなよという感じですが、そこは100万歩譲るとしまして、こういう重要な情報が存在しうるPDFを出力する際に文字を埋め込まないというのは、ページ内検索をこよなく愛する僕としては許しがたい出来事ですし、また何よりも行政が配布している重要な文書にあるにも関わらずアクセシビリティに対する考慮も欠けているという最悪の事態です。

自らが住んでいる都市がこのような最悪の振る舞いをしているのを無視するわけにも行かないので、心優しい市民として「京都いつでもコール」の問い合わせ窓口から連絡しました。

京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイト( https://vaccines-kyoto-city.jp/)からリンクされている「よくあるお問合せ」をまとめたもののリンク先のPDFについてです。
こちらのファイルはMicrosoftのPrint to PDFで作成されているようで、エクセルから変換したものだと推測していますが、現状のPDFでは表の中身が全て画像化されており、例えば「接種券」について知りたい場合に、目視で「接種券」について発見する必要があります。
PDFは適切に作成すれば、文字列が埋め込めるはずで、文字列が埋め込まれている場合、PDFビューワーのページ内検索などの機能でキーワードから発見出来ますし、また電話番号などのコピーも可能になります。
現在、このPDFには120項目を超えるQ&Aが載っていますが、自身の求めている情報にアクセスするために120項目を目で見る必要があるのは大変すぎると思います。京都市民は全員このPDFを目で120項目確認して適切な項目を発見できるような視力と読解力をお持ちとお考えなのでしょうか。
また、現状ではアクセシビリティ的な観点からも視覚に問題を抱えている場合、一切このPDFから情報を得ることが出来ないことを意味していると思います。
こちらは元のエクセルファイルが存在するならば、エクセルの名前を付けて保存やエクスポートなどからPDFを選択することで文字列が埋め込まれているPDFを作成できますので、是非差し替えを検討されればと思います。

是非とも担当の方にお伝えいただき検討をよろしくおねがいします。

と、お手紙を送ったのですが、京都市も今はコロナ禍で大変な中、せっせかワクチン接種の準備をしていて、エクセルを操作しPDFを生成し、アップロードする暇ももしかしたら無いのかもしれないと思ったので、PDFを全ページOCRで認識させて、それをウェブページにして勝手に公開することにしました。

PDFをAutomator.appで全部画像にして、それをGyazoにアップロードすると、Gyazoが裏でCloud Visionに投げてくれてOCRしてくれるので、その結果をえいやっと集めてきて、テキストファイルにし、それでもOCRでもそのまま読めるものではないので、PDFと見比べながら2時間弱ほどかけて整形して、 create-react-appでレンダリング作って (create-react-appで作ったものをNext.jsでHTMLをexportする形に変えました。詳しくは追記を参照してください)、Github PagesにGithub Actionsで置くというのを作りました。

誤字脱字があったらPull RequestやIssue、Twitterのメンションなどでお知らせください。

京都市の関係者の方へ

京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイト」のPDFが文字埋め込みになれば、このウェブページは閉じる予定です。その他ご連絡などありましたら、 pasta0915@gmail.comまでご連絡ください。よろしくおねがいします。

追記・アップデートなど

「京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイト」のよくあるお問合せをHTML化しました - ぱすたけ日記

素晴らしいけど、やっぱり句読点が半角カンマになってるの読みづらい。そこは置換しても良かったのでは。

2021/05/14 12:27

OCR結果が , になっているの若干気になっていたけど、 id:kamm さんからもブコメで指摘があったので全部置き換えました。

id:t_f_m さんによって電話番号がリンクになりました。ありがとうございます!!!!

その他にもOCRの修正などなどPull Request頂いています。ありがとうございます!

「京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイト」のよくあるお問合せをHTML化しました - ぱすたけ日記

html化について分からなかったが、テキストエディタで地道につくったのだろうか?エクセルや下手なエディタで作ると余計な情報が着きすぎて表示に時間がかかるようになったりするけど。

2021/05/14 19:38

id:hazeyoshida 詳細はGithubにコードを置いているので見てもらえばと思うんですが、こういう形で質問と回答のデータを作って、それを変換して表示しています →仕組みをNext.jsで書き直したので、HTMLの生成はNext.jsに任せるようになりました。

権利について

ブコメなどでも話題に上がってますが、著作権などについてはサイトポリシーでは二次利用の禁止が書かれていますが、気にしない、むしろ早く京都市から連絡が来て不要になって閉じたいというスタンスです。著作権法十三条より問題はないのではないかという見込みもしていますが、専門家ではないので、専門家の方居たらこっそり教えて下さい。

更新追随について

「京都市新型コロナワクチン接種ポータルサイト」のよくあるお問合せをHTML化しました - ぱすたけ日記

元の情報が更新されたときに反映されるのだろうか。

2021/05/14 21:39

id:yamada_k 元の情報の更新がされたときに気付けるように定期的に元のウェブページ https://vaccines-kyoto-city.jp/ 内のよくある問い合せ欄のリンクが更新されたかどうかをチェックするして、変更があった場合はSlackで僕に通知する仕組みを動かしています。

vaccines-kyoto-city-faq/check-updates.yml at master · pastak/vaccines-kyoto-city-faq · GitHub

これで更新自体は気付けるようになっています。また、更新されたときについてですが、よくある問い合せがHTMLになっていたり、PDFに文字列が埋め込まれている形式に改善されていた場合は今回作成したウェブページはよっぽどのことがない限りはクローズする予定です。更新があった時にPDFが今の形式のまま追加された場合は頑張って更新する予定ですが、力尽きていそうだったら是非Pull Requestなどで更新を手伝っていただければと思います。

ちなみに今日 https://vaccines-kyoto-city.jp/CSSがコンフリクト解消失敗しているという話もありました。

これを見て「へ〜」と思っていると、CSS内にFAQっぽいクラス(未使用)を見つけたので、もしかするとHTML側に来るのではという気配もしていますが、どうなるのでしょうか。楽しみですね。

HTMLの生成をNext.jsに変えました

クライアントサイドでパースして生成する必要ないよなと思っていたので、一念発起してさっさとNext.jsに置き換えました。

Next.jsのドキュメントにcreate-react-appからの移行のページもあったのでサクッと出来た。なにげに初めてちゃんとNext.js触ったので良い機会になりました。

構造化データも付与してあります。

「ユニコーン企業のひみつ」を読んだ感想

「ユニコーン企業のひみつ」をGW中に読んだあとに書いたツイートを貼りつつ補足を書いてみます。

読んでから数日経って振り返った感想としては

  • 書いてある内容は現実の良い話事例とそれを抽象化したプラクティスという感じで良かった
    • 全体を通して、すでに実感していたりエピソードとして知っていることも多いが、それらについて言葉を使った効能の説明があったり、そのことに関して自分には無かった視点からの説明のアプローチがあったりして、気付きがあるという感じだった。
  • 一方で"エンタープライズ企業"の社員がこれを読むのは「スタートアップに転職したときのための心準備」という感じだし、さらにスタートアップの構成員が読んでも、じゃあこれに感化されて「企業組織」を作れるかというとそれも怪しいなと思った。そういう意味ではこの本で熱を受けたらその熱をなんらかの方法で上司に伝播させトップダウンで文化を作ったり変えていくことを決める必要がありそうだなと思った。
    • 「ミッション」ベースで進めていくのはとてもボトムアップ的なアプローチであるけど、これをゲットするにはまずはトップダウンで決断をする必要があるので、Spotifyもこれを初期の頃にやっていて、その時のトップが今も居るので維持されてアップデートされているのだなと思った。
      • 例えば、もっと大きくなって外から偉い人がやってきても理解され続けるのかというのは気になる
    • なので、スタートアップをこれからやる人とかはこういうのを読んで憧れておくのは良さそう。そのうえでどう自分に取り込めるか。
  • 権限や信頼は勝ち取っていって、それを我々に与えることで生まれる価値を示し続けるのをやっていくしかないといけないなぁと思った

  • 僕がアルバイトだった頃から4半期会で会社の財務指標や各サービスの指数が社長から説明付きで共有されていて便利だな〜と思っていた
    • こういう情報公開が大小色々あると横から口を出してコラボレーションも出来るし、ボトムアップでチームとしてどういうアプローチで問題を解決するかを話し合える感じになっているなと。
  • 改めて自分たちが得ている文化みたいなのってこういう風に説明できるんだなと思った。こういうのを使って、その状況の価値というのを伝え続けていく必要があるなと思うなどした。

  • ちょうど知り合いから「スタートアップで『テック企業文化』を作るにはどうしたらいいと思うか」という相談をされていて、ちょうどTeam Geekとかを引用しながら、スタートアップとエンジニアカルチャーみたいなことを考えていたのだけど、そんな中でこの本が出たので、その練っていた文章を全部捨てて、「まずは『ユニコーン企業のひみつ』を読みましょう」とした。
  • 非エンジニアも含めて文化を作って、ときにはスクワッドなどを通して色々な人とチームを組んで会社のミッションに取り組んでいくというストーリーが存在していることに注意しないと、「文化の中心」がエンジニアに寄りすぎてしまうなと思った。この相談を受けたときも「非ITエンジニアとして」みたいな主語が存在していたので、まずはこれを否定する作業をしていたのだった。

  • 「XXXにお金を出します」というのは何をどうやって速度を高めるかという話であるのだなという視点は今まであんまりなかったなという気付きがあった。例えばこの話は「オライリーの本が全部読みたいときに読めて、発売日には届いてて便利だなあ〜」というくらいの受け止めだったけど、たしかにこうしてある程度読むだろうからということでオライリーの定期購読にお金を出すことで、僕らがその本にアクセスする速度が上がってそれがアウトプットとか成果の速度の向上に繋がるのはそりゃそうだなと思った。

  • ある後輩がスタートアップに誘われてCTO的な立ち位置に居たんだけど、ある時その後輩とそのスタートアップのCEOとそれぞれと話す機会があり話を聞いてみると、その後輩は「示されている締め切りには間に合うのだから、間に合えばその間はどういう進め方でもいいだろう」と思っていたが、CEOは締め切りが迫っているのに焦っている気配がなくて心配なので、「もっと真面目に取り組んで欲しい」みたいなことを言ってしまうという衝突があり辛いという話だった。そのCEOに「締め切りに間に合うと言っているのならそれを信頼するのがまずが必要なのでは」と伝えたりしていたけど、まさにこの話だな〜と思った。
  • CEOやマネージャーはチームを信頼して権限を与えて、口を出さない。チームは一方で社が示しているミッションやゴールを達成するように頑張って信頼に応え続ける。この往来をお互いにやっていかないとそこがズレてしまって軋轢になってしまうんだなという風に当時のことを思い出したりした。
  • この本を読むとこの2つ「信頼する」と「権限を与える」がとにかくキーワードとして出てくる。この本を読む前から僕の所属している会社ではそういう文化があったけど、一方でこのエピソードのようにその文化が無く衝突してしまうこともあると思うと、この2つの柱を獲得できていたのは良かったなと思うものの、これをどうやって得るかという問題はありそうで、この本でも天賦されるようなものとして登場するので、これを得る得ないの断絶があるのは辛い。これからは断絶していそうなときにこの本からその発想を得られるのは最高なのでは?

というわけで感想と本を読んで思い出したりしたエピソードを書き殴ってみました。