株式会社はてなに入社しました。
今年度もよろしくおねがいします
1月はあんまり読めなかったんですが、2月は結構読んだので良かったやつご紹介です。
去年の1月の良かったマンガはこちら
という訳で以下順不同で1月と2月に読んで良かったマンガです。全部買って読みましょう。1巻の作品には試し読み貼っておくのでご参考に。
好きだったので完結してしまったの悲しいけど、終わり方が最高だったので良し。特に大学生になってからの描き下ろしがとにかく最高でありがたい!って感じだった。
タイムリープサスペンスとしてバッチリの出来だと思った一方で、最後若干駆け込み感がありモヤモヤも残っているんだけど、5巻のことはどれを書いてもネタバレになるので困る。めっちゃ誰かと話したい!!!
百合漫画、よくあるパターンとして女の子が女の子を好きな気持ちに気付いてそこからあーだこーだして付き合ったりするみたいな感じで、あーだこーだ悩んだりみたいな部分がフィーチャーされがちだけど、この作品は付き合うところまではシュッと終わって、そこから先の付き合っているからこそある悩みや衝突やすれ違いを描いているのが良い。
2巻出てたので1巻から読んでみた。都城玲華がパンツを履いてなかったりとドンドン非常識なことをしているのを隣の席になった真面目なクラス委員の八橋みやこが更生させようとするギャグ漫画。都城玲華のぶっ飛び具合も然ることながらもとにかく掛け合いのテンポが良いのでサクサク読めて楽しい。
田舎からやってきた若干空気の読めない主人公に周囲の人物がドンドン引き込まれて良い感じに仲良くなっていく話でとにかくハッピーで良い。若干不協和音感のある人同士もなんだかんだ些細なきっかけでLINEのID交換したりして、こういうのあるよねって思った
これも2巻発売をキッカケに1巻から読んだ。絵柄は可愛いけど、女子生徒のやり取りは結構陰湿な感じ。その陰湿なカースト内でのやり取りとどう向き合うかを通じてキャラクタを明らかにしていくのは丁寧めで良い。一応主人公な教師である自見太郎の正体を引っ張りつつやっていくのはなんか個人的にはイマイチに感じてる。最近、『無能なナナ』のように主人公やヒールを誤認させるヒキで1話や1巻を締めるのあるけど、これはちょっと引っ張り過ぎかなって思う。
芸華祭ファッションショーのグランプリが発表されて少し一段落かと思いきや畳み掛けるように新展開がまた熱い。本当にこの漫画はずっとワクワクさせてくれるなぁ。あまりにも続きが読みたかったので、マガポケで定期購読始めました。
遂に越前佐和が試合で大活躍、恩田希への気持ちもそしてプレーも最高で『さよならフットボール』から応援してきた気持ちが大爆発して泣いた。もう最高すぎる。あーマジで良かった。栄泉船橋の11番も妙も良かったし、試合後のやり取りも最高。全部が最高。新川直司先生マジで最高のフットボール漫画をありがとうございます。
ラブコメとしてどう転ぶかなと思っていたときもあったけど、もうこれは最近ちょっと頭一つ飛び抜けてると思う。二乃の告白の見開きに一花が吹っ切れたりの三玖の「当たり」どれも良かった。五つ子として仲の良い反面で風太郎を巡るバトルとの塩梅でそれぞれがそれぞれの向き合い方を見つけていくのが良い。これも最近マガポケで連載読んでるんですが、もういつの間にか五つ子を使ったThe王道なラブコメを突っ走っていて凄い。
ゆずチリ先生のくらげバンチ連載作が遂に単行本になった! 姫乃ちゃんがおマセでツンデレで逢司くんに全然通じてないのが可愛らしい。逢司くんが意識するための何かが無いとこのままワンパターンにもなりそうで少し心配もある。
パチスロを題材にした漫画雑誌「パニック7ゴールド」の連載作。作者のTweetがRTで回ってきたのをキッカケに読んだ。スロプロの主人公が姉の5才児を預かり、訳あって母親代わりに育てることになり、そこからの成長を描いた作品。スロットの話題もありつつも、家族との関係、母親としての仕事と育児の両立、成長してからの心情の変化など、心理描写もしっかり描かれていてめっちゃ読み応えがあった。パチスロ漫画雑誌掲載でもこういう作品あるんだなと発見出来て良かった。
とりあえずパチスロ+育児って相性悪そうな組み合わせで漫画描いてみました。
— 伊藤ひずみ(若葉、ロックンよろ) (@hizumi_ito) 2019年2月16日
スロプロの不良少女が子供を育てる話 1/7 pic.twitter.com/wbyGDRCKxj
もうこれについては説明不要でしょう。課題との向き合い方、自分の絵の表現のこと、そして実際に入試も始まって、サブキャラも掘り下げられてて、今巻も余すとこなく熱くて楽しめた。
インタビューも良かったので是非。
うーーーん、佐藤くんは作者がKくんをモデルに描いたからか言動や振る舞いに納得が一応あったし、女子陣が佐藤くんに靡くのも要はタイミングだよねと納得したんだけど、佐藤くんに靡くのは分かっても何故そこから乱交ハーレムを許容するまでに陶酔するのかが全く分からなくて、デカチンだからか?なんだこれって思っているのに、最後は主人公がずっと吐いてて、吐きたいのはこっちだよって思った。珍しく愚痴でした。
事情を知らない転校生がグイグイくる。 2巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
いつでもポジティブな高田くんが西村さんの母親の事情を知って、カッコいいと思ってた「死神」で傷つけてしまってたんじゃと泣いてしまったシーン。そのシーンの回収がいままでの高田くんと西村さんの関係性を逆転させていて素敵で最高なシーンになっていて良すぎた。
好きな子がめがねを忘れた 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
誤解を恐れずに書くとガンガンJOKERらしい漫画だなと思った。好きな子が眼鏡を忘れて距離感が近くなりドキッとするというワンパターンの中に色々なシチュエーションが入っていて良い。眼鏡を忘れるっていうのが何度も続くの難しそうで心配。
あつもりくんのお嫁さん(←未定)(1) (デザートコミックス)
あつもりくんのお嫁さん(←未定)(2) (デザートコミックス)
「たいようのいえ」のタアモ先生の新作。これも2巻発売で知って、1巻と2巻をまとめて読んだ。久しぶりに王道少女漫画を読んだ。錦が敦盛を本当に好きで、敦盛もその錦に押されてちゃんと好きになっていっていてて良い。セリフも直球なのが多くてキュンとする。
きららレーベルの音楽漫画はたまに油断してると異常に良いのが出てくることがあるので、単行本発売情報が出てから待ち構えてた。『ぼっち・ざ・ろっく!』はぼっちこと主人公ひとりのボッチあるあるとかボッチキャラは共感性もあって良いと思う。各話の扉もMVのオマージュになっていて良い。バンドあるあるみたいなのとかも良いし、ぼっちがバンドを通じて成長する姿も良い。一方でぼっちの空回り感を使ったギャグとかぼっち達が色んなことに上手くいくのはきらら4コマなので仕方ないかなと思いつつも、こういう部分は少し苦手だなぁと思ってしまった。
きららMAX6月号の大人気連載「ぼっち・ざ・ろっく!」、ライブハウスでのバイトには慣れてきた後藤ひとりでしたが、相変わらず学校は憂鬱。コミュ症特有の挙動不審を見せながらも、新しいバンドメンバー探しを始めるひとりちゃんでしたが…。
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2018年4月18日
【作品試し読みはこちら→https://t.co/7rYbQgyV2r】 pic.twitter.com/pF2FfPndpP
「弱視」の赤座ユキコと街を牛耳る最恐ヤンキー・黒川森生のラブコメ。弱視のことをしっかり描きつつもしっかりラブコメとして成立してて良い。家族、特に姉の描写はかなり真に迫るものがありギョッとしたけど、それぞれがそれぞれ弱視や恋やに向き合っていてハートウォーミングな中にも芯が通ってる。
不可解なぼくのすべてを 1【電子限定特典付き】 (MeDu COMICS)
『ヤンガル』も「普通」とは何かを考えさせてくれたけど、この作品もまた各々に取っての「普通」とは何かを突きつける作品だった。男の娘ものかと思いきや主人公の性自認はどちらでも無いという設定で、その他の登場人物もそれぞれのジェンダー感を有してそのカフェで働いてる。それぞれがそれぞれの悩みがあり共通点も違いもあるそれらをお互いに受け入れて一緒に過ごす、可愛い絵柄や最近よくあるようなカフェ設定な作品であることに収まらない難しい現実を突きつけられた。主人公の悩みも含めてとても丁寧に描かれていてスゴい。
性別「モナリザ」の君へ。 2巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)
同じ性別の話でもこちらは男女に成長の中でどちらかに別れてる世界で、どちらにも未分化な主人公を取り巻く話。「好き」の意味、男女の振る舞いや見え方、見せ方の違いを1巻に引き続き水色を効果的に使いながら描かれてて、どうなるんだろと惹き込まれます。
最後のシーンでドキッとしたけど次巻予告でピンピンしてたので少し気にしてほしいなって思った…
1月2月に読んだ漫画から印象に残ったのを紹介しました。最後の3作はテーマ的な繋がりを意識して列べてみたんですがどうでしょう。
3月も元気いっぱい漫画読んでいきましょう。良いのあったら教えてください。
スクショ違法化の件、勘違いしている人が多すぎると思う。そもそも「違法にアップロードされたと知りながらダウンロードする行為」を違法にしようという話で、それを「スクショだったら保存じゃないからセーフ」という言い訳をさせないようにしようという話だけであって、それ以上でもそれ以下でもない
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年2月13日
著作権法改正の話題でスクショが違法という文言がインターネットで流布されているので、基になっている報告書などを読んだ様子をここに記します。 またインターネット上において、スクリーンショットを扱うウェブサービスを利用することが違法になるのではないかという懸念が示されている*1のを散見しましたので、合わせて関連する報告書などを紹介します。
この記事及び貼っている@pastakのTweet等は個人の見解であり、また筆者は法律の専門家ではないため、解釈などは記載しないように心掛けますが、必要であれば自身で専門家に相談してください。
まずは話題の基になった記事です
著作権を侵害していると知りながら、インターネット上にある漫画や写真、論文などあらゆるコンテンツをダウンロードすることを全面的に違法とする方針が13日、文化審議会著作権分科会で了承された。
著作権侵害、スクショもNG 「全面的に違法」方針決定:朝日新聞デジタル
これまでは音楽と映像に限って違法だったが、被害の深刻な漫画の海賊版サイト対策を機に、小説や雑誌、写真、論文、コンピュータープログラムなどあらゆるネット上のコンテンツに拡大されることになった。個人のブログやツイッターの画面であっても、一部に権利者の許可なくアニメの絵やイラスト、写真などを載せている場合は、ダウンロードすると違法となる。
著作権侵害、スクショもNG 「全面的に違法」方針決定:朝日新聞デジタル
メモ代わりにパソコンやスマートフォンなどの端末で著作権を侵害した画面を撮影して保存する「スクリーンショット」もダウンロードに含まれる。
著作権侵害、スクショもNG 「全面的に違法」方針決定:朝日新聞デジタル
朝日新聞デジタルのタイトル 著作権侵害、スクショもNG 「全面的に違法」方針決定
がなかなか見事な感じなのですが、要旨としてはこういう感じです。要するにポイントは次の3点です。
私的な利用であっても、違法にアップロードされた海賊版と知っていれば違法となる。スマートフォンなどの画面を画像として保存するスクリーンショットも含まれる。
社説:ダウンロード規制拡大 ネットの自由、狭めぬよう - 毎日新聞
この報道のきっかけとなった文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会の報告書は http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/pdf/r1390054_02.pdf から読むことが出来ます。
この中でスクリーンショットに言及しているのは4箇所です。以下に引用します。うち1箇所は脚注なので、うち3箇所を引用します。(強調の太字は著者によるものです)
7適法コンテンツのスクリーンショット等の際の写り込み
重要な情報と同じページに違法にアップされた著作物が存在する場合(SNSのアイコンに違法物が使用されている場合など)に,スクリーンショット等で保存しよう とすることが困難となる。
文化審議会著作権分科会 法制・基本問題小委員会 報告書 70ページより ref: Screenshot - 文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会 報告書.pdf - Gyazo
音楽・映像以外の著作物(静止画・テキスト等)については,典型的な海賊版サイトのみならず,個人のブログやSNS等においても違法にアップロード されたものが掲載されている可能性があり,ユーザーが気軽に,スマホやタブレット等を 活用してダウンロード(右クリック保存やスクリーンショット)を行う可能性もあり,こ れが違法化の対象範囲に含まれる場合には,より国民生活への影響が大きくなり得る。
文化審議会著作権分科会 法制・基本問題小委員会 報告書 82ページより ref: Screenshot - 文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会 報告書.pdf - Gyazo
スクリーンショットをダウンロードの説明に利用している一方で、スクリーンショットに写り込んだ際の扱いについても議論されています。違法にアップロードされた著作物であると知りながらダウンロードまたはスクリーンショットすることを違法化しようという動きであることがわかります。
また、スクリーンショットを扱うウェブサービスに関しても、クラウドサービスと著作物の関係について平成27年2月に同じく文化審議会著作権分科会の著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会からの「クラウドサービス等と著作権に関する報告書」から関連すると思われる箇所を紹介します。
ユーザーがアップロードし、多数の利用者がアクセス可能な場合は
利用者が権利者の許諾なく著作物を他者と共有することは,基本的に公衆送信権侵害等に該当するため,権利者の許諾が必要である
文化審議会著作権分科会 著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会 クラウドサービス等と著作権に関する報告書 10ページより
ユーザーがアップロードし、ユーザー自身のみがアクセス可能な場合は
基本的には,利用行為主体は利用者であり,当該利用者が行う著作物の複製行為は,私的使用目的の複製(第30条第1項)であると整理することができ,権利者の許諾を得ることは特段不要であるとの意見で一致した」また、「当該サービスにおいて行われる送信行為についても,権利者の許諾の要否が問題となるが,利用行為主体が利用者と解される場合には,当該サービスにおいて行われる送信は,利用者が自らに対して送信を行っているものと解されるため,著作権法上の公衆送信(第 2 条第1 項第 7 号の2)には該当しない。したがって,当該送信についても,権利者の許諾を得ることは不要と解される
文化審議会著作権分科会 著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会 クラウドサービス等と著作権に関する報告書 15ページより
としつつも、その行為主体が利用者であると認定されるかは個別に判断されるとの意見も記されています
複製の主体の判断に当たっては,複製の対象,方法,複製への関与の内容,程度等の諸要素を考慮して,誰が当該著作物の複製をしているといえるかを判断するのが相当
文化審議会著作権分科会 著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会 クラウドサービス等と著作権に関する報告書 15ページより
URLを流通させずに自身でアップロードし自身のみがアクセス可能な場合に私的利用の範囲だと認められると判断するのが妥当ということのようです。合法に流通しているコンテンツをスクリーンショットし、自身だけが見れるようにアップロードする行為などがこれに該当しそうです。
ところでこの話題、著作権的にグレーな二次創作物のダウンロードが違法化されるのではという懸念があるようです。
著作権的に問題のある二次創作物のダウンロードが違法になるのは問題があると思っているし、「違法にアップロードされていると知りながら保存する」と違法ということで今の海賊版サイトの閲覧を抑止できるかというと疑問があるのも確かだと思う https://t.co/MgCz76mTQN
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年2月13日
赤松健が二次創作物を守りたいのは頑張って欲しいと思うが、その一方で漫画村を恨むあまりブラウザキャッシュも違法化しようとかCloudFlareやCDNに必要以上にあたるのをとにかく止めて欲しい
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年2月13日
皆さんもタイトルに踊らされないようにしましょう。
一方で立法時また運用時にこの報告書の方針がどこまで採用されるかという問題があります。安心せずに今後の国会情勢や警察などの法の運用について今後も注視していきましょう。インターネットで悪を働くのは許せませんがそのために我々が自由なインターネットを失うのも耐え難い。そう思います。
先日YAPC::Tokyo 2019が開催されました。
今回のテーマは『報恩謝徳』ということで、YAPCにこれまでの恩を返そうとボランティアスタッフをやってきました。
「報恩謝徳」を表現したいので申し込みました / “YAPC::Tokyo 2019 ボランティアスタッフを募集します! - YAPC::Japan 運営ブログ” https://t.co/sHMJ1SdUkC
— しみだれココアくん (@pastak) 2018年12月13日
YAPCとの関係ですが、YAPC::Asia時代に初参加して最後の年には初めてのボランティアスタッフを体験し*1、YAPC::JapanになってからはYAPC::Kansaiでコアスタッフをやったりもしつつ、HokkaidoからOkinawaまでフルコンプリートしました。
YAPCスタンプラリーフルコンプ記念リアルスタンプゲットしたぞ!!! #yapcjapan https://t.co/MwecL9RIGq pic.twitter.com/l8yBFr8XDe
— しみだれココアくん (@pastak) 2018年3月3日
YAPC::Fukuokaに前夜祭で話しましたが、YAPCのボランティアスタッフなどで学んだ技を盗んで生かして自分でカンファレンスをやったりもしました。
YAPCでボランティアスタッフをやったからこそ知り合えた色んな人たちや、スタッフだからそこ楽しめたことが沢山ありました。それらへの感謝を込めつつボランティアスタッフをやってきました。
前夜祭の日の夕方に集結して恒例のグルグル。僕はずっとあの行為をグルグルと呼んでいるんですが、要するにトートバッグにスポンサー様から頂いたノベルティを詰める作業です。キャッシュは麻薬ですが、ノベルティを集めて収集してキャッシュしておく人々が発生して、トートバッグワーカー達はそれを集めるだけで完了するのは便利。これにより一気にチームワークが向上します。各スポンサー様は気合いを入れて多めに送って下さるので、まだまだ半分か?と思った矢先、予定していたトートバッグの作成数とぴったりのノベルティが無くなったのでグルグル終了。歓喜の渦でしたね。
そのあとは前夜祭の準備をしている部屋の様子を眺めたりしていたのですが、Twitter係を任命されたので、前夜祭LTソンの実況Tweetを公式アカウントでしていました。こういうやつです。
前夜祭LTソン、司会の @magnolia_k_ さんです! 間もなく始まります!!!#yapcjapan #kichijojipm pic.twitter.com/GCFB3cxfnc
— yapcjapan (@yapcjapan) 2019年1月25日
LTソン、次の発表者は @hokkai7go さんです! #yapcjapan #kichijojipm pic.twitter.com/LoZ5cbFGNw
— yapcjapan (@yapcjapan) 2019年1月25日
LTソンの次の発表者は @codehex さんです! #yapcjapan #kichijojipm pic.twitter.com/cDk6ZFIKsr
— yapcjapan (@yapcjapan) 2019年1月25日
前夜祭は食べ物が全部一口サイズで最高。ビールも瓶ビールがあるなんて!!!と思って持ち歩いてる栓抜きをポケットに忍ばせていました。
前夜祭後は人々が飲んでいるという噂があったので合流して飲酒。「君はどっちのスパイなの?」「僕は二重スパイです」という会話などをしました。
そしてYAPC当日。起きられるか心配でしたが、前日にしっかり酒を飲んだおかげで宿のベッドに寝転んだ瞬間に熟睡。ばっちり起きて朝ごはんも食べて会場に行きました。
おっしゃ!!! #yapcjapan (@ ヒューリック ホール in 台東区, 東京都) https://t.co/Id7qZ3OBLh pic.twitter.com/2FqsgP1Kgn
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年1月25日
Room0の担当になっていたので、バックパネルの設営*2や机や椅子の移動をした後、開場前の様子を見に行こうとメイン会場のあるフロアへ。これは一緒にRoom0の準備をしたcodehexくんとチョコレートもらって喜んでいる様子。
BOCCHI KATをゲットした @codehex 氏 #yapcjapan pic.twitter.com/xO2hgF0vhX
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年1月26日
このあとGMOさんのブースで早めにやってきたdanさんと正規表現の話をしたりして、メインホールでOPトークを控えている magnolia_k_ さんを冷やかしたりしました。
今回はピークワンさんというRubyKaigiのときもいらっしゃったイベント専門の会社の方がいらっしゃっていたので、普段のYAPCよりも会場運営などはお任せ出来ることが多かったので、扉の開け閉めをやった後とかにちょくちょくトークを見に行ったりしていました。
YAPC座談会はそれぞれ色んなYAPCの思い出がふり返れる良いセッションだと思いました。これが始まる前にcodehexくんと「今日ってなんで、東京の実行委員長なのにこばけんさん出ないの?」って話してたら、ラストにちゃんと振ってくれて良かったです。
YAPC座談会見に来た #yapcjapan pic.twitter.com/NyJx2AlN0v
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年1月26日
onkさんのトークは早めに終わりそうだったので質問の途中で担当の部屋に戻ったら、どうやらチームの人にコメントを聞こうとしていたらしく、そのまま居れば良かったなと思いました。感想は本当にこのままです。
突然、Rubyで書かれた便利ツールがやってきて面白かった #yapcjapan #yapcjapanHall
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年1月26日
hitode909さんは「どうやって人に無駄なものを作る面白さを伝えるか」を目的に淡々と話すのが流石の技という感じでした。自分だとWebVRでああいう感じで実世界の作業まで落とし込んで話せない気がする。
akiymさんのトークはcpanって今まで「Perlは書かないけどYAPCのファン」という建てつけでYAPCにはやってきているので、Perlにcpanがあるのは知っていましたが、エコシステムやツールなどについてはイマイチ分かってなかったので、それが総ざらいできて便利な発表でした。
部屋の片付けがそこそこ一段落ついたところで、aerealさんとmoznionさんのLT見たさにメインホールへ。note103さんのLTが最高だった。
そのまま真ん中くらいに空いてる席を見つけてtokuhiromさんのキーノートを聞いた。Perlハッカーコミュニティは改めて面白いなと思いました。「日本人、真面目にカンファレンスでトーク聞きすぎ問題」は確かになぁと思っていて、この日もtokuhiromさんたちが3階のスペースで集まって話されてるのを横目に見ていて良いなと思ったのを思い出したりしました。そしてこばけんさんのエンディングへ。エンディングは完全にエモかったですね。こばけんさんの振り返りトークも最高だったし、Songmuさんの受賞も最高。
ぐむ上げ #yapcjapan pic.twitter.com/BOhiamyeW9
— すぎゃーん💯 (@sugyan) 2019年1月26日
エンディングでスタッフみんなで舞台に上がってそこから参加者の皆さんを見るときの「やってよかった」感は何度味わっても毎回「またやりたいな」と思わせてくれます。
その後は懇親会を存分に楽しみ、そしてスタッフはスタッフ打ち上げがあります!!!めっちゃ食べ物出たけど結構余ってて豪勢だった。僕はビールをいっぱい飲みました。
#yapcjapan スタッフ打ち上げ始まった!!!! (@ 居酒屋やきとん三吉 浅草橋店 in 台東区, 東京都) https://t.co/68gYlFAUlv pic.twitter.com/xIJ9X3ot0W
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年1月26日
そしてこれはカンファレンスに行った後にエモが高まった結果、僕が毎回連投してしまうツイートたち*3の今回分です。
YAPC::JAPANになってから全部参加したんですが、本当に最高のカンファレンスだと思いました!!! #yapcjapan
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年1月26日
これは完全に個人の感想なんですが、純粋にずっと京都にいる人間として「はてな」っていう京都の会社で京都でエンジニアリングずっとしている人たちがYAPCでブランディングを形取ってるの素晴らしい話だなぁって思いました
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年1月26日
Perlってはてなインターン以後に書いたの多分10行くらいなんですが、YAPCはカッコいいHackerを見れてしかも交流できてということでずっと参加できる回は参加してきて、そこで貢献できる方法ってなんだろうって思った時にスタッフをこんなに楽しみながらやって貢献になるの最高だなって改めて思いました
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年1月26日
今日色んな人がYAPC::ASIAからの日本におけるYAPCの流れの話をちょくちょくされてて、本当に自分もこのムーブメントを牽引している人が居なかったらこんなに交流とか出来てなかっただろうなって思うよ
— しみだれココアくん (@pastak) 2019年1月26日
まぁ一方で、発表にあったようなコラボレーションが今のYAPCなどのカンファレンスに行くだけで得られるかは怪しくて、誰もが発信できるメディアを得た結果、コンテキストを持たない人々がスーパーハッカーと知り合うための方法が埋もれていくのではという感じもしている
— しみだれココアくん (@pastak) January 26, 2019
Songmuさんが会場でシャウトした結果、様々な感想ブログ等で「次回は京都」と書いてありますが、本当に京都であるのでしょうか。京都で開催される場合は暗躍などやろうと思っています。そのときはよろしくおねがいします。
ではまた次回のYAPCでお会いしましょう〜
今、Notaとはてなの2社でアルバイトしている中で学生パートタイムエンジニアとしてやっていく際の振る舞いについて最近意識的にやっていることがあるので書いてみます。はてなでマンガチームにおいて一応メンターという設定になっている*1ひとでくんさんの次の記事を読んでのアンサーソングのつもりですが、何年もNotaでアルバイトをし、はてなのエンジニアの人々とも長く交流があるからこそ出来る振る舞いなのではとも思っているので、真似してくれとかそういうの一切ないです。偶然参考になる人がいればと思って書きます。
こういうハックをして、パートタイムとして快適に且つ良い感じにちゃんと評価してもらったり周囲に理解してもらえるような成果を上げているという感じです。自分では良いと思っているけど、他の人がどう思っているかとか分かってないので、エゴを攻めすぎてミスっているかもしれない。
なんかあったら教えてください。
*1:記事にもあるように最近は良い感じに放置して貰ってるので、ベッタリメンターというよりは一旦ひとでくんさんに話して最適な会話先を探したりする足掛かりにしたり、僕が突飛なことをやるときに相談役というか他の人とのパイプをやってもらうという感じでになってきている気がする
皆さん、2018年もマンガを堪能しましたか?ちなみに僕は単行本換算で500冊強でした。昨年より少し少ないですね。今年も良かった作品をピックアップしましたので、読んでない作品があれば全部オススメなので上から全部読みましょう。レギュレーションとして基本的に2018年に1巻出たマンガとしています。例外的に2巻以降で良くなってピックアップしたものなどには巻数を振ってあります。参考にしてください。
2017年のまとめはこちら。
2016年のまとめはこちら。
2018年の4月まで書いていたまとめ記事たちはこちら
アクタージュ act-age 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
文句なしで今年のベスト。毎年1つ選ぶなら的な質問は迷ってしまうけど、今年の『アクタージュ』はマジで迷いなしに推せる作品。読み切りで掲載された「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」のことをしっかりはっきりと覚えていたので、同じコンビで連載が始まってしかもめっちゃ良いので最高。マツキ先生の原作も緻密で見せ場が上手い、そして宇佐崎先生の画力が夜凪の存在感を凛と表現しきっていて、ジャンプでこんなに画面にキャラに惹き込まれる作品が読めると思わなかった。
画力と言えば、ブルーピリオドはアフタヌーンに載っているのにジャンプっぽいストーリーでガンガン成長を見せてくれる。作中で使用される作品も美大生等による作品でそれを題材に進むので非常に分かりやすい。あととにかく主人公の熱量がスゴい。
もう去年からずっと推してるんだけど、この8巻はこれまでを総まとめにしてマジでヤバい。2018年のベスト単行本はと言われるとこれを推す。今すぐ全部買って8巻までたどり着いてくれ!!!!!!!単行本派なので、連載で読んでいる人々からかなりずっと煽られていたけど、これは連載で読んですぐ話したくなるの分かる!!!!〜〜ってなった。途中は中弛みするかと思ったけど、ちゃんと2人の話になってきた。
アクタージュもブルーピリオドもランウェイも派手なアクションはないけど熱いバトル展開が見れるのが最高。
ひみつのはんぶんこ【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)
こういう思春期前の男女が徐々に意識していってみたいな話に弱い。
ナナシ先生は最高というかズルい。
『神様がうそをつく。』の尾崎かおり先生の新作。1話でグイグイ惹き込まれていった。3巻でどうなるかまだまだ楽しみ。
1話↓から読めるのでとにかく読んでくれ!
綺麗にしてもらえますか。 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
はっとりみつる先生の新作。2年前までの記憶を失ってしまったがクリーニングに関することはピカイチ記憶している金目綿花奈の話。各話ともに各登場人物にまつわるものをクリーニングするという構成なのだけど、そのエピソードがどれも綺麗で読後感も爽やかで良かった。
周囲に関係を隠しているときと2人になったときとのギャップが尊くて最高。
美少年マンガ。セリフ回しも非常に良い。2巻の最後のハッとなる顔とかめっちゃ良い。帝のアクキーをコミケで買いに行ったりもした。
今年もいくつかラップマンガあったけど、一番良かったのはこれかな。フリースタイルを真正面から描いていこうという感じがする。ラッパーとの出会いやバトルを通してしおりが成長していったり、周りもしおりを認めていくという形が美しくて良い。『キャッチャー・イン・ザ・ライム』も良かったけど、ラストが打ち切り気味だったのが残念だった。
メタモルフォーゼの縁側(1) (カドカワデジタルコミックス)
このマンガがすごい!オンナ編1位おめでとうございます。雪がBLに出会ってウキウキする感じやうららと雪の交流が楽しそうなのが良いですよね。
2018年に1巻が出た訳ではないのだけど、薦めてもらって読んだら面白かったので入れました。なるほど人はこうやってサバゲーにハマっていくんだなと過程をトレースできるので面白い。
ロッキンユー!!! 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
オルタナ好きが主人公というだけでもエモいのに、ちょくちょく入る曲名がデカデカと書かれた見開きが本当にズルい!!!!!!次のDJイベントで関連曲かけたいと思っているので、まとめておきました。
おっと思った人は今すぐ1話読んでくれ。
正直に言って、1巻の時点でマウントの取り合いみたいなのがちょっと微妙かなぁと思ってたんだけど、完結の2巻で良い感じにオチもついて良かった。というかこういう感じなんだったらもう少し読みたかった‼‼‼‼‼って思った。
汎用アンドロイドが流通している世界を題材にしたSF作品。絵は少し荒削りだけど、タイプワンとの人々の向き合い方や黒いアンドロイドなどこれからの展開が楽しみ。
男子高校生とその隣に住む女子大生お姉さん(留年)とのラブコメ。こういう自由奔放ではちゃめちゃな感じのお姉さんが出てくると弱い。結構好きだったのに、2巻で終わってしまった… 篠山さんをもう少し見たかった。
ボクらは魔法少年 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
我らが福島鉄平先生の最新作は男子小学生が魔法少女ならぬ魔法少年になる話です。福島鉄平先生は裏切らない。とにかく読みましょう。
今年一番良かった百合マンガだと個人的には思ってるんですが、皆さんはどうですか?『仲の良いおともだちより無くても困らないものが欲しい』というストーリーの軸も好きだったんだけど、コマを横断したり飛び出したりするような演出とか構図もめっちゃ良いので楽しく読めました。
『夜と海』 https://t.co/zEuDRpCbz4 のめっちゃ良いと思ったの、『仲の良いおともだちより無くても困らないものが欲しい』というストーリーの軸も好きだったんだけど、コマを横断したり飛び出したりする演出がちょくちょく出てきて良かった pic.twitter.com/yyPvVGQaOM
— アラサーペンネくん🍝 (@pastak) 2018年9月30日
画面の迫力がめっちゃあってスゴい。魅せ場が墨絵っぽい感じで黒と白がパキッとしててカッコいい。
制服が先輩の髪から創られるという物語の通り、髪や制服を表現する線がとても繊細で美しくて見惚れる感じがします。
二度目の人生 アニメーター(1) (ヤングキングコミックス)
ガンダム以前の70年代を回想するようなストーリーのアニメーターマンガ。板野一郎をモデルにした主人公の同級生の金野がパラパラ漫画で"サーカス"しているのが良かった。
1話を読んで、シアンの使い方が特徴的でその意味に途中で気付いてなるほどってなった。本当によく出来ていると思う。今後も楽しみ。
性別「モナリザ」の君へ。 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)
鬼のようなラブコメ【電子特別版】 1 (少年チャンピオン・コミックス)
表紙からして可愛すぎませんか????
事情を知らない転校生がグイグイくる。 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
いじめの呪縛をこうやって解くのように表現するのあるようでなかったと思う。本当に優しい世界がある。次の夏休み編が楽しみで仕方ない。
花待ついばら めぐる春 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
スガワラエスコ先生の最新作。いばらが設定も表現上も魅力的なキャラになってて、主人公と青春時代をなぞって恋をやり直していく様子も最高。そこに割り込んでいばらに猛アタックする蘭も良い。最高。
「みんなと違う」ことにどう向き合うか。「相手を誰よりも知りたい」で始まる恋。こういうテーマが読みやすいポップさで描かれてて良かった。最後のヒキも秀逸でどうやってここから1話の冒頭にたどり着けるんだろうと楽しみになる1巻だった。早く続きを読ませてくれ!!!!!!
2018年は旅行に行くことが多かった結果、時間と金が足りずAmazonのタブが開いたまま買えてないやつとか読めてないやつが多いので、去年出てまだ気づけてないのもありそうなのが反省点ではあります。去年の分も2019年はマンガをどんどん読んでいく所存です。良いやつあったらTwitterやらブコメやら何かしらでどんどん教えてください。よろしくおねがいします!!!!!!!